• 背景色 
  • 文字サイズ 

8月24日質問事項1

1.錦織圭選手への県民栄誉賞
○山陰中央新報:知事、済みません、冒頭のオリンピックの話がありまして、錦織圭選手がテニスで96年ぶりのメダルということで、かつてもこうして活躍、全米オープンで準優勝されたりしたときに検討されたのが県民栄誉賞の贈呈なんですが、当時も、まだまだ私は若いということで辞退された経緯がありますが、今回改めて銅メダルということもあったので、打診するとか、そういったお考え等はいかがでしょうか。
○溝口知事:今、紹介もあったわけでありますけども、錦織圭選手のオリンピックでの銅メダル獲得というのは日本勢としては、テニス競技では96年ぶりのメダル獲得となる快挙ですね。そういう意味で、県民に特に大きな喜びと感動を与えてくれたわけでもありますし、私どもとしても御本人の御了解が得られれば、県民栄誉賞を授与させていただきたいという気持ちを持っておりますが、今お話がありましたように、平成26年9月に全米オープンの男子シングルスで錦織選手が準優勝され、これはアジアの男子テニス界としては初めての決勝進出でもありましたし、その際に県民栄誉賞の授与について御本人に打診をしたわけです。そのとき、御本人からメッセージが届きまして、御本人の意向も踏まえて見送ることとしたんです。そのメッセージの主要な内容は大体この3点でありますが、メッセージを読みますと、私にとっての原点は13歳まで育った松江市であり島根県なので、県民栄誉賞の授与はとても光栄な話ですと。それから2点目に、ただ、その当時24歳でありまして、24歳の私はまだまだ発展途上であり、グランドスラムの優勝、そして世界ランキング1位などの目標があり、夢に向かって努力している最中ですと。それで、3番目に、仮に賞をいただけるとしたら、自分がプロテニス選手として何かをなし遂げ、キャリアに区切りをつけたときがふさわしいのではないかというのが率直な思いですと、このようなメッセージをお届けになりましたから、私どもも見送りさせていただいたということであります。
今回につきましては、まだそういう打診をしておりませんが、御本人は9月上旬に全米オープンにむけた準備にも入っておられますし、その後も数々の大会に出場される状況でございますので、今後、御本人の意向に沿えるようなタイミングを見計らいながら、検討をしてまいりたいと考えております。
○山陰中央新報:現段階ですと、2年前だったかに寄せられたメッセージを踏まえると、まだちょっと本人が受ける状況じゃないというふうに受けとめられるので、今の銅メダルという段階で打診という段階では、まだ今ないというのが判断なのかなと思いますが、そういうことでよろしいですか。
○溝口知事:そういう感じですね。だから、余りこの話をそう興味深くやられるのもいかがかと思いますね。御本人のお気持ちもあるわけですから。
○山陰中央新報:わかりました。

○山陰中央テレビ:済みません、冒頭の錦織圭君のことで、ごめんなさい、念のため確認です。県民栄誉賞に当たる活躍をされたとは思うけれども、本人のキャリアとか、そういうことを考えた上だと、一応打診はしないっていうことで。
○溝口知事:キャリアじゃなくて、前回、全米オープンで2位になった時に、いかがですかとお聞きをしたら、さっき申し上げたように、まだまだ発展途上であり、グランドスラムの優勝、そして世界ランキング1位などの目標があり、夢に向かって努力している最中ですと。仮に賞をいただけるとしたら、自分がプロテニス選手として何かをなし遂げ、キャリアに区切りをつけたときがふさわしいのではないかというのが率直な思いですと、こういうことですからね、前回見送って、今回もこのお考えからすると、まだ打診をするような時期ではないだろうなと考えておるということです。
○山陰中央テレビ:前のお気持ちということで、今回変わってるかどうかわかんないですけど、一応打診は、わかった上でされるのか、もうそういった過去の手紙が既にあるので、もう打診はしないっていうこと。
○溝口知事:まあ打診というか、直接本人にじゃなくて、関係者にお聞きするというようなことはあり得るかもしれませんが、まだそこまで考えてませんね。


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp