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8月10日質問事項7

7.落石
○山陰中央新報:済みません、5月に邑南町で落石があって、女子学生が亡くなれて、第三者委員会を立ち上げて県が検討をずっと重ねてこられて、月曜日に提言案がまとまって、県にも報告がありまして、恐らく知事にも内容、こうしたほうがいいんじゃないかとか、こういう点検方法がいいんじゃないかというような提言案の報告が事務方からあったと思うんですが、それを見られて、このあたりが必要だなとか、思われたこと、お願いします。
○溝口知事:今回の落石事故の関係で、いろんな調査をしたり、いろんな報告を受けましたけども、島根県に限らず、隣県もそうですけども、全国的にもたくさん、山間地を中心に落石になる石などが、岩などが山の中に埋もれているということですね。それを取り除くということは不可能な状況ですね。したがいまして、大事なことは、よくチェックをするということですね。今回の落石の場合は、根っこがだんだん大きくなって、それで石を包むようになって、それに木が風で揺れて、そこで大きな岩が出ていったというようなことでありますから、年とともにいろんな変化が生ずるわけでして、石の状況、岩石の状況をやはりよくチェックをすると。そのチェックも、県の職員だけではなかなかできませんので、石ころが道路に今出てくるわけでありますけども、そういう道路に出てくる石の数のチェックなどについても、地元の方々が一番車を使ったり歩いたりしますから、よくわかるわけでして、そういう方々からの情報の伝達などがスムーズにいくようにするとかね。スマホを使えばかなり自動的に映像なんかも送れるようでありまして、そういうこともやると。状況に応じた適切な対応をやって、できるだけ大きな落石が起きないようにしていくというようなことが大事だというふうに思っております。そのためにも、職員については、問題がどういうところにあるのかということをよく研修などで教えてもらって、やはりそうした知識、技量を磨いていくということも必要であろうと思います。
○山陰中央新報:これから、20年ぶりぐらいの総点検と言われてる県内の斜面の点検とか、定期点検、今、知事がおっしゃったように、これ、県の職員さんだけじゃ無理で、コンサルタント会社とかに委託するとまたお金がかかったり、あとまた、やってないところでネットを張ったりだとか、おっしゃったスマホのアプリの開発とかすると、ある程度予算がかかってくる。県の財政もそんなに厳しい、余裕がない中で、そのあたりをどうやって捻出するかというのが課題になりますが、これあたりはどうやってやられるか。
○溝口知事:なかなか国に特別なあれというのも、全国的にありますから、なかなか難しいですが、やはり一定の水準の安全が保てるような経費は、必要なものだとして対応していくということではないでしょうか。
○時事通信:済みません、もう1点、全国的に自治体の土木系の職員が不足しているという問題があって、新規もなかなか確保しにくいというのがあるんですけど、それは何か対応策とかやってられますか。
○溝口知事:その問題がダイレクトにこの問題に影響するとは思ってませんね。全体として、建築関係の、土木関係の人は復旧でありますとか、あるいは大都市周辺の整備でありますとかで足らなくなっているのは事実でありますけども、県職員とかの問題は直接大きな影響は受けてはないというふうに思います。
 


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