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7月26日質問事項10

10産業振興
○日本経済新聞:知事、ちょっと産業振興の話をお聞きします。
前々からソフト系IT産業を進めてらっしゃって、それで、それこそ西のほうの吉賀町とか、県央もやってますけども、隠岐島っていうのはまだないと思うんですけれども、あそこにそういった産業を誘致するということについては、どうなんでしょう、可能性があるから進めたいというふうに見てるのか、あるいはちょっと違うのかっていうところ。
○溝口知事:隠岐島も、たしかITの関係の事業者がいたと思いますけれどもね。
○日本経済新聞:それは誘致じゃなくて、もともといらっしゃるという。
○溝口知事:もともとじゃなくて、誘致じゃなかったかもしれませんけどもね。
○日本経済新聞:恐らく企業誘致の調印してたのはないと思うんですけども、例えば去年、Willさんいんさんというところがオフィスつくって、一緒になってテレワークしたりしてますけど、ただ、県として例えば立地して補助金を出すとかっていうのはまだないと思うんですね。
○溝口知事:それは民間の人が選択するわけですからね。県は別の形で隠岐航路に対する支援でありますとか、あるいは病院の建設に関する支援でありますとか、あるいは観光ということでいえば、隠岐4島にいろんなPRをする施設をつくっていくとか、県自身がいろんなサポートはしているわけですね。
○日本経済新聞:確かに民間が選ぶことはそうなんですけれども、常々調印式に出ると、大阪の事務所の人とか頑張ってやってます、で、かなり県の職員の努力があると思いますし、室崎さん(隠岐支庁長)は隠岐出身で、また向こうに行かれましたし、そういう意味で積極的に隠岐に東京のIT企業とか呼んでくるというお考えがあるのか、あるいはちょっと、やはり条件が例えばそろわないのかっていうことなんですけど。
○溝口知事:それは隠岐島でやれるビジネスがあり、あるいはやりたいという人が出れば、当然県の企業誘致の対象になりますけれどもね。今まではやはり、離島であるとか、そういうことがハンディになっているということですね。だから、県はそういう企業立地というようなことじゃなくて、ダイレクトにいろんな支援をしておると。観光でありますとかね。
○日本経済新聞:例えば離島は離島なんですけども、船の便は欠航しますが、空港がありますので、まあそれこそ石垣とかと同じで、必ず便は確保されてますので、そういう意味でいうと、そんなに悪くない条件だと思うんですけれども、そこら辺はどうお考えでしょうか。
○溝口知事:やはり観光などでは隠岐の魅力があるわけですからね、そういう面での支援はやっていきたいと思います。それから、ほかの産業でも、あればやりますよ。ゼロというようなことはないでしょう。たしか何件かあったような気がしますけど。
○日本経済新聞:じゃあ、それは後で調べたいと思います。
○溝口知事:後でちょっと。
○日本経済新聞:はい。


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