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6月14日質問事項6

6.三江線
○朝日新聞:済みません、三江線の話題についてなんですけれども、先日の総務委員会で委員の方から三江線の廃止に向かって議論が収れんしてるみたいで、県はそれを見守ってていいのかみたいな意見も出てまして、地元からも、もうちょっと県が行司役じゃなくて主導的に対応してほしいという意見もあるようなんですけども、改めてその存廃問題について県の立場をどうお考えかなということを伺いたいんですけども。
○溝口知事:いや、両方の側面で検討会議では議論をしておると思いますね。いずれにしても、その検討会議の考えを周辺6市町の期成同盟会で検討するということで、検討会議というのはいろんな角度から議論をして、それをまとめて、期成同盟会に判断をしてもらおうと。そこは政治的な決定をするとこですから、そういう役割を担っているということでありまして。
○朝日新聞:その判断のときには、県はあんまりかかわらないということなんですかね。
○溝口知事:判断のときはかかわりませんね。期成同盟会でやるときには期成同盟会が判断をされるということです。この検討委員会というのは、JR、それから6市町の代表、それから島根、広島県でしょう。そういう関係のある方でどういうことを考えられるかという案づくりをしているということじゃないですか。あるいはこういうことをするとこういう影響が出ますねとか、そういう材料を整理をしておると。それで、それは期成同盟会にかかって決められるということですよ。
○朝日新聞:じゃあ県は材料づくりだけでいいというようなお考えということですか。
○溝口知事:今はそうですね。我々としては、そういう議論が出て、そういう中で6市町の意見が出れば、それで県として言うべきことがあれば、それはその段階で言うということじゃないですか。県がどの方向にリードしてるということはありませんね。
○中国新聞:いいですか、今の関連で、6市町の意見が出てからという話になるんですが、とおっしゃいましたが、今の状況だと、JR側がある程度試算した分では鉄道としての存続はなかなか難しいような運行経費なんかが出てますよね。そうすると、6市町だけの判断では、これではやっぱり難しいんじゃないか。だから、県が幾らか補助してくれるか、県も一緒になって負担してくれるのかという話になって、初めて6市町も意見が出せるんじゃないかと思うんですけども。だから、6市町が出た後で県がかかわってくるのではなくて、県も一緒になって、県もじゃあ負担します、6市町も負担します、じゃあそれでという話にならないことには、6市町だけに判断を委ねるというのは、ちょっと県はやっぱり、ほったらかしと言ってはなんですけども、のような感じするんですが。
○溝口知事:だから、県がどうすべきかという話になれば、それはその段階で考えなきゃいけませんね。今やってるのは、そこまで行ってないわけです。そこは県と申しますか、議会ももちろんあるわけでして、県民がどう考えるかということもあるでしょうね。


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