１０．舛添知事
○中国新聞：また知事、前回も出ましたが、舛添東京都知事のことについて伺いたいんですが、前回は公用車の使い方について話が出たと思うんですが、今回は政治資金の使い方についての感想を、どんな感じで見ておられますでしょうか。
○溝口知事：政治資金のほうですね。いや、舛添さんの話も、私は新聞、テレビで少し見るぐらいのことでして、コメントを言うのはなかなか難しい感じがしますね。
○中国新聞：公用車の場合は、御自身と照らし合わせて、知事は歩いたり、政務のときには公用車は使わないとかいうような話もされていましたけども、それで今回、舛添知事は公用車だけじゃなくて政治資金の使い方にもいろいろ問題が出てきて……。
○溝口知事：まあいずれにしても、そういう立場にある人は、皆さんがよくわかるような説明をしなきゃいかんでしょうし、それから誤解をされるようなことをやはりしないということが大切なことでしょうね。
○山陰中央新報：関連して、テレビ、新聞がもう舛添さんのニュースばっかりで、都政もああして不信任決議が出るか出ないかとかいって完全に混乱していて、同じ知事として、完全に都政の運営が困難になっているというのは、日本とか東京にとって不利益なことになっていると思われるんですけども、そのあたりを見られて率直にどう思われるのかなという。
○溝口知事：それはやっぱり舛添さん自身が考えることですね。
○山陰中央新報：あと、政治資金で、理由はともあれいろんな漫画とか、変わったものを買ったりもされて、絵画とか、そういうのを見られて、お金の使い方として、同じ知事として、これは適切と思うのかというのはどうですか。
○溝口知事：いや、私がそういうことには論評いたしませんけども、いずれにしても、一般の方々がなるほどとわかるような行動をしなきゃいかんということでしょうね、そういう立場にある人は。