７参議院選挙
○山陰中央新報：知事、済みません、もう近く参議院議員選挙、今どういった日程になるかということで、選管の調整なんかもしているところなんですけども、かねて、島根、鳥取が合区になるということで、強い危機感を知事も何回も会見でおっしゃって、知事会のほうでもいろんな憲法改正の手順だとか公選法だとか、いろんなパターンで、国会法と３パターンぐらいでお考えで、国に働きかけをしたいということで検討を進めてらっしゃるんですが、今、一方で、各政党で公約が大体まとまりつつあって、自民党さんが特にですけど、合区の解消に向けて盛り込もうという方向で調整されているんですが、各党の公約、これからどういったところを見られるか、判断されるかというところですね、やっぱり合区の解消なんかを掲げるというのに注目したいとか、そのあたりはどういったお考えなんでしょうか。
○溝口知事：議論の中においてですか。
○山陰中央新報：そうですね、はい。
○溝口知事：公職選挙法の附則では、見直すという規定が入っているわけですよね。それをやはり活用するということが現実的なことじゃないかと思いますね。それから、衆議院のほうは新しい公職選挙法の改正があったわけでしょ。衆参、関係あるところですから、やはり国会において適切な対応をされるよう、我々も知事会として働きかけていくということになります。選挙、終わってからじゃないでしょうか。
○山陰中央新報：各政党で、そういったのをぜひ盛り込んで議論してほしいとか、そういうお考えはありますか。
○溝口知事：そこは、知事会として言うこともあるでしょうね。
○山陰中央新報：あと、参議院議員選挙の関係で、また別の視点なんですが、先般、自民党の現職の方の事務所開きに知事が出席されてて、御挨拶されましたが、これは公務ではなく、政治活動の一環と思うんですけども、参議院議員選挙に向けては、やはりこれまで支援をいただいた自民党さんとか、そのあたりを中心に活動されるという認識でよろしいんですか。
○溝口知事：そうですね。
○山陰中央新報：もう既に応援の依頼とかというのは来ているんでしょうか。
○溝口知事：はい。
○山陰中央新報：応援の依頼とか。
○溝口知事：まだ具体的には来てませんね。
○山陰中央新報：過去にいうと、今でいうと民進党ですけども、民主党のほうからも応援みたいなことも言われたこともあると思うんですけども、今回仮に民進党、民進党、無所属の候補が出てますけども、米子のほうから……。
○溝口知事：過去はないですよ。
○山陰中央新報：ないですか。
○溝口知事：はい。
○山陰中央新報：仮にそういう応援依頼が来たとしても、そこには行かないというお考えでよろしいんですか。
○溝口知事：ここで話すようなことじゃありませんね。
それは政務のことですから、今は県政を中心にお話をしてると。だから、さっきの選挙活動みたいな会合には車使わないですよ。この前も……。
○山陰中央新報：公用車の話ですか。
○溝口知事：あのときも。そういう選挙活動の場に行くときなんかは使わないですよ。
○山陰中央新報：タクシーで来られてましたもんね。
○溝口知事：歩いたり、タクシーで。ただ、そこから公務に戻るときはいいと思うんですよね。出先から戻るの。行くのには使わない。