3月23日質問事項5
5広報部
○山陰中央テレビ:知事、済みません、これまでの、済みません、会見とか議会でも出ていることで、重なって恐縮なんですけども、広報部の新設についてなんですけれども、済みません、ちょっと一部の県民のほうからも、やはりちょっと広報部が何を具体的にするのかと、ちょっとわかりにくいという声が上がってるんですけれども、改めて広報部の狙いと、具体的にこういうことをしてほしいというような知事の考えのほうを教えていただけますでしょうか。
○溝口知事:広報部ですか。
○山陰中央テレビ:はい。
○溝口知事:一つは、島根の魅力だとかよさだとか、いろいろあるわけですね。そして県がそうしたものに対してどういう取り組みをしていくかと、いろんな形でやってますけども、いろんな冊子を出すとかね、あるいは説明をするとか、あるいは市町村、議会等にも説明をするとかありますが、県外の人なども含めまして、地方創生ということでありますし、観光の振興ということもありますし、いろんな形でわかりやすく説明をしたり情報を提供するということを強化をしていこうということです。
それから、我々県全体としても、どういう方向でとか、大きな枠組みみたいなものですね、そういうものをわかりやすく整理をするとか、それから、そういうものをつくるためには県民の方々の意見とか、よく聞いていかなくてはいけませんね。そういうことをやっていくために広報部という部をつくりましたが、それは、部にしておりますのは、やはり外で説明をしたり、いろんな場面で部長が出ていくわけでありまして、わかりやすい広報を行っているんだというところのヘッドが行くという場面があるでしょう。そういうために広報部というのをつくるということです。
○山陰中央テレビ:今までの広聴広報課でも、さまざまに広報としての活動をされてるわけなんですけども、知事がおっしゃっているところで、わかりやすくとかいってあるんですけども、いまいち現在の広聴広報課の広報している、今もされてると思うんですけども、それがさらにどうなるんですか。具体的にもうちょっと。
○溝口知事:いや、要するに県の組織の一つですからね、部になったから何か調整ができないというようなことじゃないんです。それは同じ部の中でやったって同じことなんですね。
○山陰中央テレビ:それって、どういうことを具体的に期待しているんですか。さらなる魅力発信とかっていうのはわかるんですけども……。
○溝口知事:それは、関係部が、例えばU・Iターンの説明なんかに行くときに、広い見地からお話をするとか、そういうようなことも例えば具体的にはあり得ますわね。
○山陰中央テレビ:その広い見地というと、U・Iターンの説明ももちろん広報の方が、島根に来たらこういうことがあるとか、そもそも広報の時点でわかりやすくしてるわけなんですけども、その、部になって、さらなるというところがイメージがつかないんですけど。
○溝口知事:いや、それは外の人に話すときに、やっぱり一定のレベルといいますか、がいろいろわかるほうがいいということがありますね。それからやはり県全体としてこういう考えでいきましょうということを各部局の意見も聞いて、広報で、一人でやるわけじゃないんですよ、広報部がそういうまとめ役になろうと。そういうことで広報部を含んで、部長クラスの会合も県庁内でやりますし、そういう際のまとめ役みたいなことになるわけですね。あるいはその下に課長クラスのまた検討をやりますが、そのときにも広報部長が全体の指揮をとるということです。
○山陰中央テレビ:じゃあ今までの広報体制として弱かったから、それをさらなる、強くするということなんでしょうか。そうではない。
○溝口知事:そういう面も当然あるわけですね。
○山陰中央テレビ:その弱かった……。
○溝口知事:そのほうが、弱いというか、さらに強くしようということですね。
○山陰中央テレビ:今、議会のほうでもいろいろあるんですけど、知事によるトップセールスをさらに進めてほしいとかですね。
○溝口知事:それとは直接は関係ないですね。
○山陰中央テレビ:それとはちょっと違うんですか。
○溝口知事:ええ。私のやつは私で引き続きやってまいりますけど。あるいはさらに必要に応じてやってまいりますからね。
○山陰中央テレビ:それは知事も今以上に前に出ていくということなんでしょうか。
○溝口知事:それもあり得るでしょうね。だけど、私の話よりも、県全体として一つの考え方を整理をしたりね、こういうことでやっていきましょうとか、こういう材料を使いましょうとか、こういう説明の切り口でいきましょうとかね、そういうことをやるわけです。今までは政策企画ですけども、政策企画も忙しいですからね、そういうことをやっては必ずしもないわけです。全体をまとめると、島根のPRとしてこういうコンセプトでいきましょうというようなことは、やはり広報という部門がやったほうがいいだろうということです。
○山陰中央テレビ:政策企画の負担軽減にもなるからということなんでしょうか。
○溝口知事:政策企画はそこまでは今までは余りできませんね。だから、それは政策企画にそういうことを置いて、県庁内の各部局を集めて知識、それぞれ持っている知識や考え方を整理をしていこうということです。それで、それを外に発信していこうと。それで、そこでそれぞれの部局でいろんな会合なんかで説明したりすることもあるでしょうが、そういうときに活用もしてもらうということです。
○山陰中央テレビ:既に発信されてることをさらに分析して、それをまた発信ということですか。
○溝口知事:いや、必ずしもそういう整理が十分できてないと。わかりやすくしたほうがいいんじゃないかというのがその考え方です。
○山陰中央テレビ:それは、今までわかりにくかった部分も少なからずあって、そういったところを広報専門として立ち上げて、わかりやすく国内外に発信するということなんですか。
○溝口知事:国内外、県内外ですね。
○山陰中央テレビ:やっぱり、シンプルな質問なんですけど、やはりこの広報部ができることへの期待というのは高いんですか。
○溝口知事:私ですか。
○山陰中央テレビ:そうです。
○溝口知事:いや、私は、私自身が指揮していきますよ。
だから、政策企画を何か切り取ってやるというような感じじゃなくて、全体ができるように、全体でいろんな活動ができるようにやっていこうということです。
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