コメント）古代出雲歴史博物館開館１０周年

　最初に１点、コメントを申し上げます。

　古代出雲歴史博物館は、平成１９年３月１０日に開館をし、今週の金曜日、明後日でありますが、３月１０日で１０周年を迎えます。これまで県内外から多くのお客様をお迎えし、昨年７月には来館者３００万人を達成をいたしました。

　開館記念日となります３月１０日から１２日の３日間は、１０周年を記念して来館者の方全員に、これは立派なものなんですけども、歴博オリジナル特製煎餅をお配りするということでございます。食べましたけども、おいしいものです。

　また、３月１２日日曜には、「れきはくであそぼ１０周年スペシャル」と題しまして、親子で楽しんでもらえるようなイベントを開催をいたします。例えば手づくりの紙芝居や段ボール迷路など、盛りだくさんの内容があるようです。

　さらに、１０周年を記念しまして、新しいデザインのパスポートを作成をしております。これは配ってはないんですか。パスポートはこのくらいのカードのようなものですが、それが２つありまして、一つは銅鐸が立体感を持って見えるようになっている。もう一つは、同じパスポートなんですけども、色が金色と青緑に変わると、そうしたものを用意しておりますので、１０周年限りのパスポートとして記念に残るものであるわけでありますが、３月１０日から販売を開始いたします。

　また、これからの１年、島根の歴史や文化をテーマにした展覧会を開催します。まず１０周年記念の第１弾として、３月２５日から企画展「出雲国風土記」を開催をいたします。ほぼ完本の形で現代まで残っている唯一の風土記でありますが、こちらの紙にありますが、一番上にありますように、日御碕神社でお持ちのものでございまして、もともとの『出雲の國風土記』は今から１，３００年前ぐらいにできて、その写本が残っているということであります。

　それから、第２弾として、７月の１４日から世界遺産登録１０周年を迎えます石見銀山展を開催します。大森にあります銀山資料館と古代出雲歴史博物館、２館で共同開催を予定をしております。その後も、１０月には島根の仏像展、１２月には出雲の神楽展、来年３月には隠岐の黒曜石展と、興味深い展覧会が計画をされております。これも、こちらのペーパーのほうにありますので、ごらんいただいたらおもしろいと思います。