８．学力調査

○山陰中央新報：済みません、先日、県議会の一問一答質問で、全国学力調査、知事も鴨木教育長の答弁をお聞きになってたと思うんですけども、４月に実施されているものの、直前対策といって、授業の時間を使って、その時間、本来の授業の時間を割いて過去問とかをやって学力を上げるような趣旨でやっていたんではないかという議員の質疑があって、それに対して教育長も遺憾で、やり過ぎた対応だということです。知事も聞いてらっしゃって、どういうふうに思われたか、ちょっと教えてください。

○溝口知事：教育長の答弁のとおりなんだろうなというふうに聞いてましたけど。

○山陰中央新報：実際、やっぱり所管は教育委員会で、文科省の話になるんですけども、非常に学力っていったら島根のＵ・Ｉターンにもかかわってきたり、魅力にかかわってくるようなもので、その一つの目安というか、日ごろの勉強の成果というのをはかるのが学力テストなんですけど、その目的がこんなんで達成、まあ果たせているのか、要は点数を上げて、日ごろの成果じゃないんじゃないかっていう指摘もあるんですが、その辺を、本旨ではないと文部科学大臣も、通知なんかも言ってるんですけども、その辺はどうですか。

○溝口知事：いろんな事情があるでしょうからね。それは教育の問題はやはり、教育委員会で取り扱うべき課題だろうと思いますね。

○山陰中央新報：はい。