• 背景色 
  • 文字サイズ 

3月8日質問事項6

6.定例記者会見

○日本経済新聞:ちょっと広報部の件でもう1個だけ。報道されていますので。広報部ができた後に、この定例記者会見のあり方が何か変わるというイメージがあるんでしょうか。というのは、動画配信をするとかしないとかっていうことも出てるようですけれども、それについてちょっとコメントしていただけますか。

○溝口知事:引き続きこうした会見とか対外的な説明、PRとかは広報、広聴の部分がやっていくということになりますね。この会合自体は何ら変わるところはないと思いますけども。

○日本経済新聞:例えば頻度であるとか時間であるとか形態であるとか。

○溝口知事:変わらないですが、具体的な映像を流すということになれば、どういうふうにするのか、相談は記者会の皆さんともしなくてはいけないのではないかと思いますね。例えば失言、間違ったことを答えたりいうような場合に、そのまま動画で流すと、それが消えない場合がありますわね。だから、やはり1時間、2時間が重要なわけじゃないでしょうから、正確な情報を提供するということでしょうから、それは動画そのものを後で修正をするのか、あるいは、多分動画と同時に要旨みたいなのをつくるわけですよね。

○広聴広報課長:会見録を。

○溝口知事:そうですね、会見録という形で。こういうやり方だと、いろんなことが議論になるわけでしょう、皆さんとの間で。さっきのようなわからないことも出てきたりしますしね。それから、私が言ってきましたけども、やはり皆さんとの間では共通の理解があるから余り質問も細かいことは言わずにやりますが、一般の人はなかなか、何のことを話しているのかというのはわかりにくいですわね。そこら辺の工夫をどうしたり、あるいは、私がすぐに答えられないこともありますね。それは後で答えますよなんて言うこともあります。そういうものをどういうふうに取り扱うのかとか、そこら辺は記者の皆さんとよく相談をして対応していこうというふうに思います。

○日本経済新聞:でも、県のほうがそういうお考えであれば、記者クラブのほうから正式に申し込むと思うんですけれども。

○溝口知事:そうですね。だから、県としましては、公開を全部していこうというふうに考えてますが、それにつきましては記者会のほうでそれでいいのかどうかまとめてもらって、それで、今言ったような技術的な問題もありますから、うちの広報と相談をしてもらったりしていただいたほうがいいと思います。

 私も今回、そういうことをすることになり、いろんな意見もありましたからちょっと調べてみましたら、この定例会見は、私が就任する前までは会見録を県のホームページで出すというやり方だったそうです。それで、私が知事になったとき、平成19年の5月ですね、広聴広報課と記者の皆さんとの話の中で、会見の公表内容の仕方を今のような形にしましょうということになったようです。

 それで、今回は、10年もたって、世の中も変わってきてますね。いろんな映像の配信というのが非常に簡便になるようになっているし、どこでも見られるという時代ですから、それに合わせた対応も必要だろうということで、私としては、だから、会見全体を動画で出すということでいいんじゃないかと思いますが、皆さんも多分いいんだろうと思いますけども、ただ、技術的にちょっと処理をしなきゃいかん問題もありますので、記者会のほうで検討していただいて、うちの広聴広報と話をして、それでこうしましょうというふうにしたらいいんじゃないかと考えていますので、よろしくお願いします。

○中国新聞:知事、今、知事が懸念されているような、間違ったりして発言したことがあることもあるしというような話も含めてなんですけど、他県でも、もう公開をしている例はたくさんあるので、そういう意味では、わからないことは後で調べるとかいうようなことも含めて、他県の例を参考にして、知事のほうと記者会のほうで話ができるんじゃないかなとは思ってますが。

○溝口知事:だから、記者会のほうで、うちの広報と話をしてもらって、どういうやり方にするかというのを両者の間で整理をしてもらったらいいと思ってます。

○山陰中央新報:ですので、いつからかというのは、その辺の整理が終わってからということですね。

○溝口知事:終わってからですね。

○山陰中央新報:あと、これで県の、これは技術的な話ですけど、サーバーとか、動画になると容量とか、あのあたり、何か検討はどうなんでしょうか。

○溝口知事:動画はちょっと(担当課に)。

○山陰中央新報:わかりました。

 

○中国新聞:済みません、知事、最後になるかわかりませんが、議会で答弁されて、高見議員なんですけども、自分の考えを一番わかりやすく説明できるのは議会だというような形で答弁されて、それで記者会見は意見を求められて答える場みたいな形で言われたんですが、この意図をちょっと教えていただけませんか。ここでは余り自分の考えは言えないということですか。

○溝口知事:具体的にどう言ったのかというのは余りはっきり覚えていませんけども、議会は当然、それが仕事ですからやるわけですね。だから、議会と記者会を何か比較してるというような話じゃありませんよ。議会はそういう役割ですということを申し上げた。

 記者会は、月に2回ありましてね、皆さん方は一定の知識と関心があって、それで私がどういう考え方をしているかというのを確認をしてというのを言っていますが、聞いて、それで皆さんの判断として県民に伝えるべきものは県民にこうして伝えるということでやる場でしょうということを申し上げただけです。だから、議会とここを比較してというような意図は全くないですね。

 何か問題ありましたか。

○中国新聞:いやいや、何か記者会見は余り話をする場ではないのかなというような感じで。

○溝口知事:いやいや、違います。記者会見のほうは、月に2回あるわけでしょう。だから、インターバルが狭いわけですよ。だから、前の段階で言ってて残ってる問題と、新たに出てきて聞かなくてはいけない問題ということですから、大きな大方針をどうするかというような議論にはなかなかなりにくいわけでして、それから議会のほうは、今やってることを聞かれてちゃんと答えられるけど、皆さんのほうはどうなるかということも関心事項になるわけです。いや、それで、それが今どの程度のレベルまで行っているのかとか、そういう関心事項だと。それは、ある意味で言えるものと言えないものがあるわけです。というのは、いろんな政策を行う場合に、議会にも話をしたり、あるいは議会以外にも了解をとってやらなきゃいかんものがあるわけでしょう。そういうものがないものを、もうこういう方針なんですと言うと、話が混乱するでしょう。そういう問題があるということです。だけど、皆さんのほうはいろんな関心を私のところにぶつけておられて、私は今の段階で答えられるものは答えると。決まってないものを私は言わないですよ、誤解を受けますからね、しないということです。

○日本経済新聞:済みません、それに関して言うと、そうしますと、ほかの知事では、記者会見の場で核燃料税を導入しますと初めて発表したりとか、しまねっこをキャラクターにしますと発表したりしますけれども、そういう場としては、知事はこの記者会見は余り考えてないということですか。新しいことをぱっと発表して記事にさせるという、記事にするということ。

○溝口知事:いやいや、2回ありますからね、それで、そうでないときは取材に来られるでしょう。それで、こちらも申し上げるでしょう。ということで、それほど何か情報の上で、提供の上で何か、必要なことをしゃべってないということじゃないですよ。しゃべれることはしゃべってるということですね。


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp