２．海岸漂着物

○山陰中央新報：知事、済みません、この１カ月間ぐらいで海岸にポリタンク、恐らく韓国かなあと思う、ハングルの表記なんかあるんですけども、２，０００個を超えるような数になって、毎週、最近だと金曜日に発表されているんですけども、かなりの量になっていて、どうも聞けば山口県とか他県にも漂着があるということなんで、これについてどうされる、国に、韓国政府とか、持ち主さんが特定されないといけないんですけども、どういう対応を今後されていくってお考えがあるか、お聞かせください。

○溝口知事：韓国とも、そうした問題について話し合ったりして、これまでも来ております。日本海流に乗ってきますんで、南のほうから流れて漂着をするということだろうと思いまして、韓国側には一定の接触はしておるわけでありますが、なかなか韓国においてもそういう廃棄物の処理などは、政府というよりも各自治体の話になりますから、なかなか行き届かないというところがあるんでしょう。

　それから、島根半島の小さい湾の中なんかに堆積をするということがありまして、それは環境省などに除却するための経費を見てもらうというようなこともやってきておりますけども、韓国側への注意喚起、それからそうした防止をお願いする、外交ルートでやる必要もありますし、政府にもお話をしたり、そういうことがうまく働かなくて、島根あるいは日本列島の中に漂着するものの処理につきましては、やはり国の助成といいますか、そういうものをするように国に対してよく伝えていきたいというふうに思っております。