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2月13日質問事項3

3.組織改正
○時事通信:済みません、組織改正なんですけど、広報部を新設されるということで、広報部、県の魅力の発信とかPRを担当されるということなんですけど、どういうことに知事、新しい部に期待をされてますでしょうか。
○溝口知事:広報を担当する課はありますけども、県の場合はやはり、県内の広報というよりも、県外の、例えば企業でありますとか、あるいは県外の人たちに知ってもらうということが大事なんですね。そうすると、東京など、あるいは大都市などに出かけていって、島根はこういう状況で、いいとこですから来てくださいとか、観光なんかはそうですね。そういう会合を開くとか、それから、そういう観光だけでなく、U・Iターンなんかも都市部の若い人たちに説明会をしたりするわけですね。そういうときに、やはり島根を代表してやれる一定のポジションにある人が出ていってやるほうがいいだろうということであります。いろんな説明をするときに、私が全部一緒にやるわけにいきませんしね。やはり課長さんよりも部長職の責任ある人がいいと。今は、広報課は政策企画局にありますが、企画局長が出ていくわけにもいきませんしね、しょっちゅうね。それから次長、課長よりも、やはり部長というほうが、県を代表する人がということがいいので、そういうことで広報部というのを設置することにしたわけですが、連携は当然中でやっているわけですね。政策企画局もありますし、観光をやっている商工労働部とか、あるいは若い人にUターン、Iターンをしてもらう地域振興部の仕事もありますし、いろんな分野でやらなくてはいけないわけですね。それをやはりまとめて代表する人がいたほうがいいという判断であります。
○NHK:済みません、関連してなんですが、その広報部の部長に据えようと思っている人は、それは例えばさっきの話でいうと県外への発信力、県外に対してPRをしていくということであれば、例えば外部の人間から部長として引っ張ってくるのか、それとも県庁内でそういった人材を抜てきするのかという、今のとこ、その人事のイメージっていうのはどういうふうに考えられていますか。
○溝口知事:今、とりあえずは県庁内ですね。やっぱり県の行政をわかった人でないと無理ですね。
○中国新聞:済みません、関連で。
先ほどの話だと、要は部長さんって部とか課のトップの人がという話だったと思うんですけども、その部なり、現状、課ですけども、なりがやる業務としては、今はどうもお聞きすると年に2回ぐらい、各部局から集めた広報の予定なりというのを何かいろんな媒体に割り振ったりとかいう、計画を立てたりとかしてるのが業務らしいんですけども、その辺、何かもう少し、全部局から例えばこういう広報なり対外発信なりをしたいという方針を集めて、もうそれをストーリーにして一本の戦略をつくったりする能力とか、あるいはそういう調整とかも主体的にやるという、そういう業務までやるということも考えてらっしゃるんでしょうか。
○溝口知事:そうです。もちろんそれをしないといけないと思います。
要するに、広報を各部局でしたりしなきゃいかんというのがありますね。それをどういう形で、どこでやるかというような計画をやはり県庁内でつくっていくということですよ。
○中国新聞:ただ、現状ですと、例えば商工労働部さんなんかは、もうそれぞれ独自の契約とかがあって、要はもう自分のところで考えた対外発信というのをその媒体に乗せて発信することはできるようなんですけど。
○溝口知事:だから、その媒体に乗せるような話は、それはできるでしょうけども、直接会合なんかを開いて説明するときには、やっぱりしかるべき人が必要なわけです。やっぱりなれた人がいいですね、そういうことに。要するに行政官というよりも、何というんですか、説明をする人が大事ですね。
○中国新聞:そうすると、だから部長さんに求めているのは、いわば県の立場を代表して発信するスポークスマンとか報道官的な役割ということ。
○溝口知事:そうですね。それで出っ張っていくということですよ。
○中国新聞:あと、今、広報課が大体9人とか、まあまあ10人弱程度の人員がいて、今、県庁の一番小さい部でも60人弱ぐらい、あ、今10人いないのか。大分開きがあるんですね、今、県庁内で一番小さい部でも60人弱の職員で、広報課を部にしたとしても……。
○溝口知事:あんまり関係ないですね、そういう話は。
○中国新聞:もう人数、関係ないですか。
○溝口知事:やっぱりその人がどういう役割を担うかということです。
○中国新聞:さっき言った業務を全部できるようにするとなると、本当に人数ふやさないと、相当ふやさないといけないのかなという気もするんですが。
○溝口知事:いや、それは各部局にもそういうことをやる人はいるわけですよ。だけど、その人たちが直接やるわけじゃないというのもあるでしょう。だから、全体の広報をどうしたらいいかというのを全庁的に相談する体制をして、その責任者というのが広報部長になって、それで、外に出ていくようなときに、やっぱりしかるべき人が行くようなときには広報部長に行ってもらうということですね。それで、アシストをする人はもちろん必要ですよ、各部局に関係することですとね。
○山陰中央新報:済みません、今の関連で、出かけていってということになると、いろんな顔として島根を代表するという、知事にかわるようなイメージとか、あとPR能力とかありますけども、御自身で今、例えばイメージで明るいほうがいいということを考えて、女性にしたいとか、そういったこととかお考えなんでしょうか。
○溝口知事:まだそういうあれは考えてませんね。これからですね。
○山陰中央新報:はい。


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