７．ヘイトスピーチ対策法
○ＮＨＫ：済みません、同じく竹島に関連してなんですけども、今回、去年、ヘイトスピーチ対策法が施行されてから初めての竹島の日になるんですけれども、近年、竹島の日に民族差別で名誉毀損したということで有罪判決を受けたような団体の人たちが来たりとかして、その様子を動画サイトに投稿したりして、かなり聞くにたえないような、明らかに在日コリアンの方に対する差別などというようなことを発言しているのをユーチューブなんかに載せたりとかしているんですね。
ヘイトスピーチ対策法には、差別的な言動を解消するために地方公共団体ですとか国にいろんな責務もあるというふうにしていて、地方公共団体も啓発ですとか、あと相談の体制を整えるですとか、あと教育をして差別的言動を解消するようにしていこうということが定められているんですけども、昨今の竹島の日のそういった団体の発言とかを見ていますと、島根県内の子供とかにも間違ったイメージを与えかねないのではないかとちょっと懸念するところがありまして、例えば街宣車から、もう明らかに差別的な発言を連呼してるようなものもあったりして、そのヘイトスピーチ対策法が施行された中で初めての竹島の日を迎えるということで、今後、県としてこういった差別的言動の解消に向けて何か教育であるとか、これまで領土教育はちゃんといろいろとしてきたと思うんですけども、例えば竹島の日を念頭に置いた差別の解消に向けた教育ですとか、その啓発とか、新たにそれに取り組むようなお考えはありませんか。
○溝口知事：今お伺いした話は、今後よく考えてみて、その上で申し上げましょう。