コメント）年頭所感
○溝口知事：それでは、定例会見を始めます。
改めまして、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
最初に、年頭に当たりまして、私の所感を申し述べたいと思います。
ことしの正月三が日はお天気も比較的よくて、出雲大社や津和野の太鼓谷稲成神社などでも参拝者は昨年よりも少し多かったようであります。年末にも申し上げましたけども、県内の観光客はこのところふえる傾向にあり、この勢いをさらに進めて観光島根のキャンペーンをことしも全力を挙げて取り組んでいく考えであります。
この観光では、古き文化・歴史が豊かな自然の中で受け継がれてきて、これが真面目で親切な県民の方々によって守られているということが島根の魅力になっているというふうに思います。この魅力がＵ・Ｉターンや企業立地などにも大きなプラスの効果となってあらわれてきているというふうに思います。
また、そのためにも高速道路網の整備や、空や海での交通網の充実強化が大切であります。もう一つ大事なことは、こうした我々の大人の努力に加えて、子どもたちが島根の住みやすさや、あるいは魅力を感じたり、そういうことを理解をするということが大切なわけであります。そのためには、やはりふるさと教育を引き続き進めなければなりません。さらに、島根が子どもを産み育てるのにいい場所であるということも若い人たちに知っていただき、実感してもらうということが大事でありまして、そのために県は結婚、子育てのための支援を引き続き行ってまいる考えであります。そしてまた、高齢者の方々にとりましても医療、介護の面など、住みやすい島根でなければならないというふうに思います。
いずれにしましても、一昨年作成しました総合戦略をことしも着実に推進をしていくということが私どもの最も大きな課題であります。県庁一丸となって島根の発展のために今年も全力を挙げてまいりたいというふうに思っております。以上であります。