７．新年度予算編成
○時事通信：知事、冒頭の年頭の意気込みのところで、総合戦略をことしも着実に進めていくというお話をされてたんですけど、１７年度の予算編成が本格化していると思うんですけど、予算の中で優先順位ですね、例えば結婚・子育て支援に優先的に予算をつけるとか、そういう優先順位というのは特に今のところ何か考えはあるんでしょうか。
○溝口知事：優先順位はありませんね。大体やはり各施策を見て、予算のつくり方でいえば、その中でまず必要度がどの程度あるかという、あるいは効果がどの程度あるかというのを見て、それをパスすると、何かやっていきましょうということになって、それでいろんな分野でそういうのが出てきますね。それを眺めてみて、バランスがちゃんととれているか、効果的であるかというのによって全体の姿が変わってくるということですし、それも状況の変化によって変わりますしね、それは編成の段階でやっていきますから、現段階でこうしようああしようというところまでは行ってません。
○時事通信：昨年度の取り組みの枠組みを継続するという考えなのか、何か新しく、こういう重点的な取り組みの柱を設けるとか、その辺は今のところ考えはありますか。
○溝口知事：大きな柱は変わらないと思いますよ、非常に広いですから、範囲が。その中で具体的に何をやるかというのは変わってくる可能性がありますね。
○時事通信：わかりました。
○溝口知事：それからいろんな施策の段階で、こちらの分は必要なんでふえるとか、こちらはうまくいってるんでいいとか、いろいろですから、何か最初からきちっとした地図があってできるという感じじゃないですね。だからもうちょっとそういうプロセスが進みませんとわかりませんね。