６．瑞風
○日本経済新聞：冒頭におっしゃった島根の観光の関連で、ＪＲ西日本の豪華寝台列車の瑞風が就航します。それで、マスメディア的にはかなり盛り上がってきておりますけれども、知事はこれに対して何か期待するところとか、コメントがあれば教えてください。
○溝口知事：きのう、ＪＲ西日本の方々が来まして、瑞風のモデルを持ってこられましたけども、聞きますと、２泊３日のコースと、大阪から下関へ行ってこっちへ戻るときの１泊２日というんですか、そういう２つのコースがあって、宍道駅、あるいは出雲市駅におりるのもあるらしいですね。それで、バスで出雲大社へ行ったり、宍道でおりると奥出雲に行って、それで松江に戻ってくるとか、そういうような、列車にお乗りの方が行かれるそうですね。この瑞風と一緒に、バスが一緒に走っていくらしいんですね。それで、おりて観光するときにはそのバスにみんな乗って、高級バスなんでしょうね、回るということですね。島根がかなりエクスポーズされますから、大変ありがたいことじゃないかというふうに思いますし、島根の物産なんかもかなり購入をされるし、陶器なんかもそうですね。それから何でも列車の外で泊まって帰るのは宍道、松江のコースだけだというようなことを言っておられましたね。いろんな方が島根を見られますから、そういう意味で大変我々にとってはありがたいツアーではないかというふうに思います。
○日本経済新聞：ぐるっと周遊しますから、例えば鳥取の岩美町なんかは、かなり地元を挙げてイタリアンレストランをつくるとかやってますし、宍道駅なんかでもやってますけれども、特に県の観光施策の中で協力するとかっていうことなのか、あるいはあくまで民間の事業なので見守っていくということなんでしょうか。
○溝口知事：県が何をしてくださいということを今聞いているわけじゃありませんけれども、必要な課題等があればもちろん支援をしていきたいというふうに思います。