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12月10日コメント

知事コメント1
古代出雲歴史博物館特集展「出雲に米作りが伝わった!〜弥生時代の始まり」
○溝口知事:それでは、定例会見を始めます。
最初に、2点コメントを申し上げます。
1つは、ここにパネルがありますが、出雲に米づくりが伝わったということで、米づくりが始まるのが日本では弥生時代と言われておりますけれども、その米づくりを中心に、島根における弥生時代のいろんな青銅器や米づくりの道具等々を展示する展示会を、古代出雲歴史博物館で12月18日から2月14日まで開催いたします。休みはこの期間、1月19日だけでありましてね、あとはずっと開いていますから、お正月とか休みの時期に行かれたらと思います。特に、三が日、一、二、三は無料だそうでありますから、出雲大社の行き帰りとか楽しめるんではないかと思います。
私もちょっと勉強したんですけれども、東京に弥生町というのがありましてね、御存じでしょうけども、そこで弥生時代の遺物が発見されて、それで弥生時代と、こう言うわけですけども、大体2,500年ぐらい前から紀元後3世紀ぐらいまでと言われていますね、日本では。米づくりが日本列島で本格的に始まった時代だということのようです。
それで、紀元後3世紀ごろまで続いたこの時代は、大陸や朝鮮半島から、米づくりだけでなく、青銅器や鉄などの金属器が伝わり、また木製品でありますとかね、玉なんかもつくられ始めるということで、社会が大きく変化して新たな文化が生まれた時代だということなんです。
実は、島根県松江市の島根大学のそばに朝酌川というのがありますけども、朝酌川周辺からそうした米づくりの道具でありますとか、いろんなものが出てきておりまして、それが島根にたくさんありまして、その中でここの人面ですね、これは人面付土器といいますが、山陰では唯一この朝酌川の近くで出たものでありますし、それからこちらは土笛と言うようですけども、全国出土数の半分ぐらいが島根から出ておりましてね、そういう意味で朝鮮半島に近い島根では、米づくり、弥生時代の遺物がたくさんあるということで、古代歴史博物館が特集展を行うということなんです。ぜひ見られるといいと思いますけれども、朝酌川のあのそばは、土手の散歩道になっていましてね、私なんかよく行くとこなんですけれどもね。ああ、ここがそういうところだったのかなというのを改めて知ったような次第です。

 

知事コメント2ブルーリボン運動
もう一つは、ブルーリボンですね、ここにつけておりますけれども、きょうから北朝鮮人権侵害問題啓発週間が始まるわけです。来週の16日まで、1週間であります。北朝鮮による拉致被害者の生存と救出を信じる意思表示としてブルーリボンをつけるということになっておるわけですが、ブルーは、日本と北朝鮮を隔てる日本海の青と、被害者と家族を唯一結ぶ青い空をイメージしたものだというふうに言われています。北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会、救う会、北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会などでも取り組みを実施をします。県庁におきましても、幹部職員がブルーリボンを着用して運動に参加するということであります。
私からの説明は、以上です。


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