８島根富士通
○山陰中央新報：知事、済みません。県内の誘致企業に関してのことなんですが、島根富士通ですね、先般、富士通がパソコン事業、親会社ですね、分社化を決めまして、さらにこのほど東芝といわゆるパソコン事業の統合に向けた交渉に入るという報道がありまして、これでちょっとどういった影響になるか、出てくるかがまだ見えないところがあって、焦点としては拠点の集約ということも大いに可能性としてありまして、あそこ正社員がざっと６００名、派遣を含めると１，２００、１，３００ということで、県内のかなり大きい産業を担うわけですけども、今の情報収集だとか、今後の対応ですね、本社トップとして、また事情を聞きに行かれるとか含めて、今の状況をお願いします。
○溝口知事：報道などではそうした検討がなされておると、富士通、東芝、ソニーなどでありますけども、必ずしも正確な情報かどうかわかりません。富士通につきましては、我々も日常的に接触をとっていますけども、やはり富士通の首脳の方々がどういうふうに考えているかというのが必要ですから、そういう接触も今後やっていく考えです。まだ状況ははっきり決まっているわけじゃありませんけども、そういうことも考えていきます。
○山陰中央新報：これは、担当の部長さんなのか、副知事なのか、知事なのかっていう、そのあたりはどうですか。
○溝口知事：まあ、部長がまず行くということでしょうね。
○山陰中央新報：近々ですか、それは。月内とか。
○溝口知事：ええ。
○山陰中央新報：例えば、集約するということになったりすると、一般的に他県のところと競争とかしていくこともあり得るんですが、ちょっと想定なのであれなんですけども、そういった……。
○溝口知事：そこら辺はまだ何もわかりませんからね、どういうお考えであるのか、言えるところをお聞きをしようということです。
○山陰中央新報：あと今、商工労働部長だと思うんですが、行かれるようなお話だったですけども、ちょっと表現が適切かわかりませんが、トップが行かれるのと、また部長が行かれるというのは、またちょっと重みだとか、相手側の印象が違ったりあると思うんですが、その必要に応じて……。
○溝口知事：それは状況を見ましてね。