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11月26日質問事項7

7イクボス
○山陰中央新報:知事、済みません、話題が変わるんですけれども、子育て環境の整備ということで、育児と仕事の両立を目指している部下を応援するイクボスというものをことし、今年度からイクボスの養成を始めておられると思うんですけれども、12月の7日から養成セミナーが県内で始まるということで、知事自身も子育てを経験されてると思うんですが、他県の知事もイクボス宣言をされているということで、以前、この場でも質問があったかと思うんですけど、また改めて宣言をされる考えとかはありますか。
○溝口知事:そこまで考えてませんが、イクボスというよりも、要するに若い人たちが仕事をしながら子育てができる、そういうことに資する対応をしていきたいということですね。
○山陰中央新報:島根県内では、男性の育児休業の取得が全国だと2%あるんですけど、その半分にも満たないということで、これからリーダーシップというか、県としてもしっかり訴えていかないといけないと。
○溝口知事:ちょっと聞き漏らしたけども、何が問題ですって。
○山陰中央新報:育児休業の取得率が全国、男性なんですけど、男性は全国で2%、平均あるんですけど、島根だと1.1%で、半分にもまだ達してないので、子育て環境、男性の協力も大事だと思うんですが、その男性の育児休業取得についても働きかけは考えておられますか。
○溝口知事:それは、そういうことができるように、総合戦略の中でもそういうことを進めていこうという考えでありまして、これからいろんな対応を考えていきたいということです。

○時事通信:知事、済みません、イクボスの関係と、またちょっと近い話になると思うんですけど、この前の県議会の冒頭のところで知事がおっしゃってた話でちょっと気になったのが、県庁内における勤務環境の改善に関して、メッセージを職員に対して出しているということをおっしゃっていたんですけれども、何か具体的に県庁内の勤務環境に関して、例えばこういう取り組みをして残業を減らすとか、何か具体的なアイデアを、あれば教えてください。
それとあと、民間企業に対しても県がこういうふうにしてほしいとか、何か民間に働きかけたいような事柄とかも、あれば教えてください。
○溝口知事:あの話では、民間のことは言及しているわけじゃありません。県庁内も、各部局、仕事がなかなか減りませんで、残業なんかもふえておりますから、職員のほうからもそういうことについて改善を図る必要があるという声も聞きますし、そういう意味で、この問題に我々知事以下幹部が取り組んでいくと、そういうことを職員に伝えましょうということで発出をしたということです。
○時事通信:何か具体的にこういう取り組みをするとかっていうのはお持ちでしょうか。
○溝口知事:それはいろいろありますけども、例えばペーパーワークを減らすとか、それから上の人たちが自分の配下の人たちがどういう状況にあるのかというのをやはりよく把握をするということが必要ですね。それから仕事が下のほうから上がっていく段階で、情報の量が、例えばこのぐらい、最初は詳しいのがないといけないけども、それがそのまま上がってくるんじゃなくて、やっぱりある段階段階で整理をしてしないと、大きな塊が上がって、上まで行ってくると、また変更だとかっていうと手間が非常にかかるでしょう。そういうことはやはり幹部がどういうふうにしたらいいのかということをよく考える必要がありますし、それから配下の人たちもそういうことについて部内でよく議論をしたりして、こういうことでやろうじゃないかとか、そういう意思の疎通もよくやっていかなきゃいかんだろうと。こうすればよくなるということはなかなかないわけですけども、上下と言っちゃあ失礼ですけども、意思の疎通、それからそれぞれの人がどういう状況にあるのか、仕事量がどの程度あるのか、あるいは残業が多いのか、多いとすればどういうことが原因になっているのか、それぞれの部局で、あるいは課、チームの中でよく把握をして改善をしていこうということです。
○時事通信:あと、イクボスの関係で、鳥取県は人事評価にイクボス度を反映するっていう方針も知事が打ち出しておるんですけれども、島根県庁でもそういった人事評価を導入するようなアイデアはあるんでしょうか。
○溝口知事:それはみんなやってるんだと思いますよ。何かの数字でやってるんじゃなくて、やはりその課が機能的に動いているかどうかということは、人事をする際の大きな要素ですからね。それは何か形式的な基準があって決められるようなものじゃなくて、上、下、そういう意思の疎通がないと負担が大きくなるとかいうこともありますし、それから県全体として見れば、やはり仕事を減らすようなことを我々もよく考えていかなきゃいかんということです。
○時事通信:わかりました。
 


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