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10月28日質問事項9

9中海・宍道湖のラムサール条約登録10周年
○山陰中央新報:知事、済みません、11月8日に中海・宍道湖のラムサール条約、登録湿地から10年になりますけれども、この登録、ラムサール条約について、この意味合いというのはどのようにお考えでしょうか。
○溝口知事:やはりラムサール条約ができたことによって、中海・宍道湖をきれいにしていこうと、水をきれいにするということが一つでありますし、その護岸の周辺の緑を守っていくとか、あるいは我々のごみとか、そういうものが散らばらないようにしようという意識は両県の県民の方々において非常に高まってきておるというふうに思いますね。それがやはりラムサール条約の一つの効果でございますし、特に鳥取、島根で一緒になってやらなきゃいかんという両県の協力を促進する一つの核にもなったというふうに思います。引き続き中海・宍道湖のよい環境を維持、強化するように努力をしていかなければならないというふうに考えております。
○山陰中央新報:一つ、10年たったということで、10年ってかなりなんですけれども、中には、住民の中には、それは何だという認識の方もいらっしゃるわけですけれども、今後、そういった方にも意識を浸透させていかないといけないかなと思いますが、そのあたりはどのようにお考えでしょうか。
○溝口知事:一つは、両県で、関係市も入りまして護岸の清掃なんかはやってますけれどもね、ただ、行ってみると、もうほとんどごみは落ちてないというような状況で、そういう特別なことがなくてもみんなきれいにしようというようなのが浸透してるなあという感じはありますけども、しかし、そういうことが中海・宍道湖をきれいに保っていく一つの動機になるわけですから、そういうことを通じて、中海・宍道湖の賢い利活用をやっていきたいというふうに思います。

○山陰中央新報:知事、済みません、ラムサールの話ですけれども、3日と23日に米子と松江で記念イベントもありますけれども、今後の宍道湖・中海の水質保全の取り組みっていうところで、今後、まださらに強めていかれるというお気持ちはありますでしょうか。
○溝口知事:まだ水質自体は、全くよくなったかというと、必ずしもそうでもないんですね。川から来る、上流から来るのがあるかもしれませんし、大気を通じて、それが河川に流れて、それが宍道湖・中海に入ってくるといったような問題もあるやに聞いてますけれどもね、引き続き宍道湖・中海の水質改善に、まだまだ取り組んでいかなきゃいけないと。ごみのほうは大分なくなりましたけど。


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