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10月1日質問事項5

5アベノミクス
○毎日新聞:知事、済みません、国の政策の関係で、安倍首相が新しい経済政策として、新三本の矢という形でこの前発表されたのもう御存じだと思うんですけども、先日、安倍首相の会見で、デフレ脱却はもう目の前まで来ているということで、アベノミクスは第2ステージへ移るということで、従来言ってた三本の矢から、新三本の矢というような形で言ってらっしゃるんですけれども、2点、今のこの新三本の矢について、知事はどういうふうにお考えかというのと、あと、アベノミクスも第1ステージから第2ステージにというふうに安倍首相はおっしゃっているんですけども、これまで知事も、春の知事選もですし、さらにここ、安倍政権になって以降のいろんな国政選挙でも、いろんな選挙に出てらっしゃる方が、結構多くの方がアベノミクスは順調だけれども、まだこの島根にはまだアベノミクスの恩恵が十分に来ていないと、もっと浸透させないといけないんだという、島根の経済をよくしないといけないんだというような形で有権者に訴えることが各候補者の方、知事も含めて、そういうような形で訴えてきてらっしゃると思うんですけども、実際に、じゃあアベノミクス第1ステージは島根に到達しているのか、それはどういうふうにお考えか。
○溝口知事:それは一言じゃ言えませんね。いろんな要素がありますから。そして、どういう基準で見るかによりますし。都市との、輸出関連企業なんかが多い都市と比べれば、成長だとかいう面からは地方部のほうがやはり遅いという面があるでしょうね。ただ、それはアベノミクスだけのことじゃなくて、構造的な問題もあるかもしれませんしね。だから、アベノミクスについてどうこうというのを厳密に区分してやるということは難しいことでしょう。
○毎日新聞:それは、新三本の矢の評価はいかがですか。
○溝口知事:経済の振興を行っていくということは大切なことじゃないでしょうか。ただ、そういうところでも、地方の状況などにもよく配慮をしていただきたいというふうに思います。
○毎日新聞:もともと第1ステージのアベノミクスの三本の矢のほうの3番目の成長戦略については、いろいろと、評価がまだなんじゃないかというような論調も新聞やテレビなんかでも出ていると、専門家なんかの中からも出ていると思いますけども、その3番目の成長戦略というのは島根に好影響を及ぼしているんでしょうか。
○溝口知事:それはやはり一定の影響はありますね。やはり地方を大事にしなければいけないという考え方がやっぱり浸透しているということは必要なことですね、各省がいろんな施策を展開する際に。
○毎日新聞:現実、それで。
○溝口知事:経済はいろんな要素で動くわけですから、アベノミクスだけで動いてるわけじゃなくて、もともとある大きな構造というものもありますし、しかし、経済の発展などについて、あるいは人口問題について、地方に配慮していこうということは新しい動きですから大いに歓迎をしておりますけども、じゃあそれで問題がすぐに解決できるような状況になってるかというと、それはまだまだということでしょう。
だから、どういうところから物を見るかによって、いろんな映像が変わってまいりますから、簡単に一刀両断というわけにはいかないですね。
○毎日新聞:改めて、結局島根は、この3年間でよくなったんでしょうか。
○溝口知事:それは、例えば雇用で有効求人倍率が高くなるとか、いろんなことは出てきておると思いますね。
○毎日新聞:まだ足りないとこっていうのはどういうとこがあるんでしょうか。
○溝口知事:やはり産業をどんどん振興していくというのは、いつまでたってもこれで終わりということにはなりませんね。

 


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