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9月11日質問事項5

5学力調査・県立高校定員
○山陰中央新報:知事、済みません、学力テストの低迷を受けて、この前の総合教育会議でもいろいろお話あったと思うんですけれども、その中で、学力だけではなくて、心の豊かな子供を育てることも大事だというようなお話あったと思うんですが、やっぱり島根県を背負っていく子供たちの学力っていうのは必要ですし、やっぱりU・Iターンを考えたときに、教育環境がしっかりしてるというのも選ぶポイントになると思うんですけれども、知事としては何が足りなくてこういった結果が出てると思われますか。
○溝口知事:この前、教育委員会との総合教育会議というのを開催をしまして、教育委員会のほうからいろんなお話がありましたね。問題として取り上げられた一つが、算数についてほかの都道府県と比べて乖離が大きいというのがありまして、あと国語等につきましてはそんなに大きな違いがあるわけでもないと。算数の問題について、学力という面で見ればどういうことをやったらいいのかということで、プロジェクトチームを立ち上げて、今、その対応を既に始められておりますね。
それから、全体の問題としては、教育委員会が去年から一定の枠組みをつくってこの問題に対応しようということをされております。しまねの学力育成推進プランの策定を去年の8月にしまして、それから市町村教育委員会と協働で学力育成会議というのを設置し、授業の質の向上、家庭学習の充実に向けた取り組みを進めておりましたけども、今回の結果を受けて、既に実務者による会議を開いたり、あるいは校長先生など管理職への説明会を開催をしたり、対応を既に始めておりますね。
それから、学力に関して、今、あなたの疑問のように感ずる人々も多いわけですから、県内の有識者、保護者から意見を聞く会を設けて対応していこうということもされておりますし、算数については既にプロジェクトチームを結成していろんな対応をしてますから、こういう対応を見ながら、どういうことが必要なのかということをよく教育委員会に検討してもらいたいと、その方向で進めてやってくださいということを今申し上げてる段階です。それによりまして、また状況を見ながら必要な対応をとっていくということじゃないでしょうか。
○山陰中央新報:やはりすぐに結果が出るものではないので、時間をかけてやっていくということですか。
○溝口知事:それは、一年でできるわけでもないでしょうから、継続的に観察をしていくということでしょう。その中でやはり必要な対応をしていくということですね。
それから、学校だけじゃなくて、有識者の声など、あるいは保護者の声などもよく聞いて対応していく必要があるというふうに思っています。
○山陰中央新報:関連して、松江北高校と松江南高校の定員削減ということもあったと思うんですけど、今度松江市内の中学校を卒業する3年生の数でいうと、松江東高校が一番多いということだったんですけど、松江東は減らさずに北、南を減らすというのはどのような意図があると考えられますか。
○溝口知事:それは教育委員会がよく考えてやっておられるわけですから、当面は私がそれについて何か言う立場にはありませんね。いろんな取り組みをしておられるわけですから、その効果を見ながら、必要があればまた総合教育会議でお聞きをするとかいうふうに対応していきます。
 


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