８ＴＰＰ
○時事通信：知事、済みません、ＴＰＰ交渉なんですけれども、大筋合意には至らなかったんですけれども、交渉の過程に関して知事はどう見ておられるのかっていうのを教えてください。
○溝口知事：難しい交渉でありますけども、日本の国益を確保するように、今後も全力を挙げてこの交渉に取り組んでいただきたいというふうに思っております。
○時事通信：特にこの分野でこうしてほしいというような希望はあるんでしょうか。
○溝口知事：それは、米の話もありますし、あるいは畜産の話もありますし、あらゆる分野、特に農業関係におきましては、日本の農業、食糧確保、いろんな面から大事なことだというふうに考えています。

○山陰中央新報：済みません、ＴＰＰの先ほどの話の関連ですが、国会では重要５項目を遵守するという決議をしてる一方で、報道、これ正式なものが出てこないとあれですが、米の特別輸入枠だとか、豚肉関税が引き下がるとか、その整合性がとれているのかっていうところが一つポイントになりますが、今のところで、その辺はどう見てらっしゃいますか。
○溝口知事：交渉の内容が我々も十分わかりませんから、それを具体的にこうだということは正確に申し上げることはできませんが、いろんな農業団体、あるいは政府・与党の中でいろんな要請がなされているわけですから、日本の食糧の確保、農業はやはり地域における大きな産業でありますから、日本の農業が困らないように全力を挙げてもらいたいということであります。
○日本経済新聞：それもう少し具体的に、おととい、ホテル玉泉でＪＡのセミナーがありまして、知事、御挨拶されましたが、きのう、閉幕に当たってアピールを採択しまして、その中でＴＰＰは国会決議を守れということを明記してましたけども、ＪＡ島根も同じ立場ですけども、これに関しては、知事は同じスタンスということでよろしいんでしょうか。
○溝口知事：同じ立場ですね。