１県立美術館「ムルロ工房と２０世紀の巨匠たち」
○溝口知事：それでは、会見を始めます。
最初に、１点、コメントを申し上げます。
こちらにありますように、県立美術館で７月の２９日から９月の１０日まで、ムルロ工房展という版画ですね、石版画、リトグラフとも言いますけども、ピカソ、マティス、シャガール、あるいはミロ、前世紀、２０世紀初頭、その前から初頭にかけて活躍した方々の石版画を展示する特別展を開きます。ムルロという方が、ここ（ポスター写真）におられる方だと思いますけども、石版画の伝説的な職人さんだったと。その工房にピカソとかマティスとかシャガールとかミロとか、そういう人たちが集まって石版画をつくったと。キャンバスですと１枚しかできませんけれど、版画ですから何十枚も同じものが刷れるわけですね。水と油の違いを活用した版画と言っていいんでしょうけども、その展覧会を開催します。
チラシの裏にありますけども、ピカソの非常に写実的なハトの絵とか、マティスのきれいなポスターですとか、あるいはシャガール、そういう人たちの本物の作品ですね、やっぱり、版画ですけども。そういうものが見られるということでありまして、ぜひ多くの人に見ていただきたいというふうに思います。
大体３００点以上あるようでございまして、展覧会に協力をいただいた益田祐作さんという方の講演会などもございます。
私からは以上であります。