7月22日質問事項8
8TPP
○山陰中央新報:知事、済みません、話が変わってTPPですね、環太平洋連携協定ですが、いよいよ山場を来週ごろから迎えて、県内も米の産地が多い中で関心が高いと思うんですが、今後の交渉の行方について、何か要望等があればお願いします。
○溝口知事:やはり農業は日本の食糧の確保という観点から大事な役割を持っているわけですね。そういう面で、日本農業を守っていくと、これも将来の国際情勢とかいろんなことに関連しますけども、食糧が不足する時期だってないわけではないわけでして、そういうものを総合的に考えて、日本の農業を一定の自給ができる体制を整えていくということは、これは食の安全保障ですね。そういう観点からの対応も政府としては当然考えるべきだと。私はそういう意味で、農業を守っていくということは大切なことだということは政府に申し上げておりますけど。それは私だけに限りませんね。日本の農業団体、県議会もそうですね。
○山陰中央新報:重要5項目の遵守ということで、国会でも決議されてますが、それは基本的に守った上で交渉されて、それが妥結なのかどうこうということですが、根本的に、そもそもこの交渉に参加して妥結することに対しては、賛否っていうのは知事はお考えはあるんでしょうか。賛成とか反対っていうのは、お考えはあるんでしょうか。そもそもだめだという話なのか、中身によってはいいよと。
○溝口知事:それは状況によりますね。いずれにしても、農業などにつきましては、それは各市町村でもそうですし、県においても議会も含め、そういう考え方でまとまっておるわけですね。
○NHK:そういう中で、米の輸入枠を新たに設ける方向で政府が交渉してるっていう報道があったんですけども、それについては知事、何か情報収集とかされてますでしょうか。
○溝口知事:そういう報道も存じておりますけども、それも日本農業に影響ないような形でおやりになるということも考えられておられるように思いますけども。
○NHK:輸入枠を設けること自体に反対ではなくて、それが日本の農業に影響を与えない方向でやってほしいというお考えですか。
○溝口知事:それは、TPPの交渉の中でいろんなことがありますわね。そういう交渉の中でどう対応するかということとも関連してくるんだろうと思います。
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