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7月22日質問事項4

4安全保障関連法案
○山陰中央新報:知事、済みません、安全保障関連法案ですね、いわゆる安保法制ですが、何か国会で動きがあるたびに、コメントもいただいてるわけですが、いよいよ参院のほうで慎重審議が図られるのかどうかっていうところですが、今の国民の理解が進んでるかどうかということで、閣僚からも進んでるとは言えないというようなのもありましたが、知事の受けとめはどういった、各大学なんかでも反対運動がありますが、どう受けとめてらっしゃいますか。
○溝口知事:そういう声がありますから、国においては、今度は参議院で審議が始まりますから、そういうことを念頭に置いて、よく審議を尽くしてもらいたいということですね。
○山陰中央新報:例えば、もう自動的に60日たてば60日ルールで成立もできるわけですが、そのあたりは。
○溝口知事:そこは今、私が申し上げる立場にありませんね。
○毎日新聞:安保関連法案に関してですけれども、コメントもいただいてますが、そこの部分の言及がなかったんですけども、衆院の特別委員会で最後、強行採決というような形で採決がありました。ニュースなんかでもそのまま流れていましたので、知事も恐らく映像で、テレビニュースでごらんになったんではないかなと思うんですが、ああいうような形で衆院の特別委員会を通過したということについて、知事はどういうふうに思われますか。
○溝口知事:国会の中でも意見が違うわけですからね、そういう中でいろんな報道されてるようなこともあったわけですけれども、我々としては、やはり参議院であれ衆議院であれ、よく国会の場できちっと議論をしてもらいたいということです。
○毎日新聞:ああいう決まり方をするというのは、知事が求めてらっしゃるような審議を尽くしてほしいというものに合致していますか。
○溝口知事:それは、それぞれの立場がありますから、審議を尽くしたという立場もあるし、そうでないという立場もありますし、それはやはり国会の中の話ですね。
○毎日新聞:いや、国会の中の話ではあるんですけれども、今回の法案は非常に国民生活、ひいても島根県民の生活にでも今後、影響する可能性もある法案だと思いますので、知事がああいうような決まり方にどういうふうな思いを持ってらっしゃるのかというのは重要なことだと思うんですが。
○溝口知事:私はやはり、きちっと審議をしてもらいたいということを申し上げてるわけです。
○毎日新聞:そのきちっと審議してほしいというような知事の考えに、あの特別委員会の採決の方法というのは合致してますか。
○溝口知事:そこは賛成する立場と反対する立場の違いがあるわけですから。
○毎日新聞:いや、それは賛成する立場がある、反対する立場があるというのは当然のことだと思うんですが、知事はあの決まり方にどういうふうに。
○溝口知事:それは混乱がないようにやるべきだろうと思います。
○毎日新聞:混乱がないように。
○溝口知事:それはそうでしょう。
○毎日新聞:つまり混乱はしていたというふうに思われるということですか。
○溝口知事:それは混乱してますよね。

 

○毎日新聞:知事、済みません、安全保障関連、安保関連法制の関係でもう1点追加なんですが、きのう、島根大学で、大学の教員の方とか学生の方が集まって、法案に対して反対という立場で集会をされるということがありました。全国的に見ても、毎週のように若い人たち、学生なんかを中心に若い人たちが国会前に集まってデモをやったりとか、先週は大阪でもかなり大規模なデモがあったということはもう御承知ではないかと思うんですけども、こういう動き、県内の島大の動きも含めですけど、こういう動きについては、知事はどういう御見解を持ってらっしゃいますか。
○溝口知事:それはやはりそれぞれの立場で活動されるというのは当然のことですね。やはり日本の安保の体制をどうするかというのは、そういう各地の声もよく聞きながら国政の場でやはりきちっと議論をされるということが必要なことだというふうに私は思います。
○毎日新聞:余り最近、若い人たち、特に学生なんかがデモをするとか、そういうふうに大学の中で声を上げるとかいうことっていうのは、恐らく、小さな動きはあったんでしょうけれども、それこそ知事が学生ぐらいのころだと、そういうものっていうのは結構盛んにあったんでしょうけれども、現状はあんまりそういうのなかったような気が、ようなイメージなんですけれども、そういう若者の動きをそういう、ある種政治の季節みたいなものを若いころに見てこられた知事としては、今の動きはどういうふうに映るのかなと。
○溝口知事:それは、非常に難しい問題ですね。国際情勢がどういうふうに変わったっていうふうに見るかということもあるでしょうし、日本の先行きというのをどういうふうに考えるかとか、いろんな要素があるんだろうと思いますね。それはやはり国政の場でそういう論議をちゃんとして、国民の方によく伝わるようにするということが一番大事なんだと思いますね。

 


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