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7月8日コメント

○溝口知事:それでは、会見を始めます。
最初に、3点コメントを申し上げます。
 

1松江城国宝指定
○溝口知事:第1点目は、本日、松江城天守が国宝に指定をされました。松江市や関係の皆様の長年にわたる御尽力のたまものでありまして、心からお祝いを申し上げますとともに、敬意を表する次第であります。
県としましては、松江市と連携をしながら、これからもさらに多くの方々が松江市、そして県内においでいただけますよう、松江城の魅力を県内外、国内外に情報発信等を行っていく考えであります。
これが1点目でございます。

2県立古代出雲歴史博物館「琉球王国」
○溝口知事:2点目は、こちらのパネルにありますが、琉球王国の特別展を開きます。
県立古代出雲歴史博物館におきまして、7月22日から8月31日までの40日間、特別展「東アジア交流の盛華琉球王国」という特別展であります。
今回は、沖縄県立博物館・美術館、那覇市歴史博物館の全面的協力を得まして、国宝・琉球国王尚家資料を初めとする琉球王国の代表的な文化財、美術工芸品を一堂に展示します。18世紀から19世紀ごろ、琉球王国の国王がかぶっておられました玉冠(たまのおかんむり)や、琉球王家の人々が身につけていた紅型衣装を初めとする琉球王家伝来の国宝26点を展示をするということになっております。
琉球王国をテーマとした特別展では、質、量ともに全国でも最大級の展示内容だと言われております。この機会に東アジアや東南アジア諸国との交流を通じて独自の文化圏を形成された琉球王国の歴史文化に触れていただければと思っております。展示件数は111件、125点でありまして、うち国宝が26点、重要文化財が3点であります。

3県立三瓶自然館サヒメル「さんべホネホネ研究所」
○溝口知事:
次に、3番目でありますが、島根県立三瓶自然館サヒメルの夏の企画展であります。
こちらにありますように、さんべホネホネ研究所というタイトルで、骨格を展示します。7月の17日から9月の27日まで、サヒメルで開催します。
地球に棲む生き物は、水の中や大地の上、地下や空などさまざまな場所で生活をしておるわけでありますが、生き物の身体には環境に適応するためのさまざまな仕組みが備わっているということであります。人と他の動物は、外見は非常に違ったように見えますが、骨にして並べてみると、驚くほどよく似ているとされております。これは共通の先祖から分かれて進化した証拠であるとされておるわけであります。今回の企画展は、生物の骨格標本を展示して、さまざまな環境に適応していった生物の進化を紹介し、骨を持った生物の身体のつくりについて学ぶ契機となっています。
展示の内容としましては、全長12メートルのクジラの全身骨格、あるいはナウマンゾウの全身骨格、ジャイアントパンダの全身骨格と剥製など、さまざまな生き物の骨格標本や剥製を展示します。このほか企画展期間中は、大型ドーム映像「皇帝ペンギンペンギン家族の12か月」を特別上映します。いずれも興味深いものでありますから、ぜひごらんいただきたいと思います。
以上です。


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