7月8日質問事項3
3プレミアムおみやげ券
○中国新聞:知事、この1日からプレミアム宿泊券とおみやげ券のほうが一応始まったんですが、この商品券をめぐっていろんな問題が起こっています。その中で一つ、先日、担当課の観光振興課とブランド推進課が記者会見をしたときに、故意に事実と違う説明をしていましたということを発表されて、しかも、その故意の発表というのは、課の上司が話し合いをして、上司である部長にも告げずに、課のレベルで勝手に故意に違う説明をするということを決めて。
○溝口知事:何をするとおっしゃった。
○中国新聞:要は事実と違う説明を課長クラスだけで決めて、部長には伝えずに発表しとったんですよ。
○溝口知事:ちょっとそこは、私もよく。
○中国新聞:要は、商品券はこれまで県外のコンビニだけで買えますよということだったのが、実は県内でも買えることがもう先月中からわかってたのが、課のほうが県民に迷惑がかかるという何かよくわからない理由でして、そういった理由で報道機関にも購入を申し込まれた方にも、全て県外でしか買えませんという説明をずっとされとったんですね。そのことについてどう思うかということと、県のコンプライアンスは今どういうふうな形で機能してるのかということをちょっとお聞きできたらなと思うんですが。
○溝口知事:いろんな不手際が続いておりまして、その点は大変遺憾でありますし、御迷惑をおかけした購入者の方、報道の皆さんには申しわけないというふうに思ってます。
私は、商工労働部、部長以下に適切に対応するようにいつも言っておりますが、おっしゃるような行き届かない点があったことはまことに申しわけないと思っています。
○中国新聞:その部長が知らなかったって言ってるので。
○溝口知事:そこはちょっと私も聞いてませんけれどもね。
○中国新聞:要は……。
○溝口知事:それはいろんな案件で、部長まで上がるやつ、ないやつがあるんでしょうが、それは重要度に応じてそれぞれの課長なりが判断しなきゃいかんでしょうし、それから部長が気づけばちゃんとやらなきゃいかんでしょうし、そういうことは督励しておりますから、起こったことに対しては申しわけないと思います。これからしっかり上下、横の連絡をきちっととってやるように言っておりますけども、さらに努力をしてまいります。
○中国新聞:要は、ミスなんでどこでも起こるし、我々も起こすんですけど、やっぱり故意にうそをつくことをするということは、県民との信頼関係も崩れてしまうということなんで、非常に問題なことだと思うんですけど。
○溝口知事:その点を含めまして、よく注意をします。
○山陰中央新報:知事、関連ですが、今の、いろいろ購入者に御迷惑をおかけしたという話がありましたが、せっかく買ってもらって来てもらうという、ようこそという事業ですよね、要は8億円とか使ってですね。そういったもので不手際があると、島根県、何やっちょうだやって話になって、そんな県に行きたくないって、コールセンターの番号を間違えたとか、買える場所が本来と違う説明をされてるとか、本当に来てもらいたいと思っとるのかというイメージダウンにつながっとる、今、遷宮の効果が若干薄れつつあって、この前の動態調査の結果なんかでも下がっとる中で、本当ここを正念場にしていかんといけん中で、こんな不手際でイメージダウンにつながってるというような認識は。
○溝口知事:それは申しわけないことだと思います。いずれにしましても、職員も一生懸命やっておるわけで、その中で起こってるわけでありますけども、格段の努力をこれからもするように、よく注意をいたします。
○朝日新聞:知事、トラブルというか、ミスというのがあれだけ続いたのは何でだっていうふうな分析というか、プレミアム券に関していろいろ立て続けにあったと思うんですけれど。
○溝口知事:その都度報告は受けて、その都度注意をしておりますけども、課の中、部の中の連携等、十分でなかった点があったんだろうと思います。私も報告は受けておりますけども、その都度指示をしているところでありまして、今後も全力を挙げて、そういうことがないように関係者によく注意をしてまいります。
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