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6月19日質問事項6

6プレミアムおみやげ券
○山陰中央新報:知事、済みません。昨日、例のプレミアム宿泊券とお土産券の結果が出まして、宿泊券は100%予定どおりいったんですが、お土産券のほうは2割程度という、かなり不振な状態でして、まずその結果に対する受けとめをお願いします。
○溝口知事:ええ、これは、こういう事情があったようですね。まず、他県においてコンビニエンスストアで一斉販売したところ、早い者勝ちというようなことで若干混乱が起こったり、あるいは転売されたりということがありまして、そういう意味で混乱防止だとか、転売防止対策として事前に申し込んでもらってね、県外の人に来てもらうためのものですからね、県外の人であるということを確認して販売していこうということで、事前申し込みをしていただいてですね、それはネットでやったようですけどもね、このPRをしたわけですけども、実際には、宿泊券を申し込んだ方は4割ぐらいで、宿泊券とセットで申し込まれた方が5割で、お土産券のみを申し込んだ方というのは1割程度であって、そういう事前の申し込みをする必要があるということを御存じない方が非常に多かったのではないかというふうに推測されます。次期の申し込みの受け付けをできるだけ早く行うと。7月の上旬開始を目指して調整中です。
それから、より購入しやすい方法をとれないか、検討中であります。1つは、県人会等で受け付けブースを設けるなど、申し込み、受け付けが簡単にできるようにすると。どこに申し込むか、インターネットですと見ない方もあり、なかなか難しいですよね。それから、旅行商品をつくります。そういう際にお土産券も組み込むとかね、そうすると確実に県外の人が来られるのに役立ちますし、県外の人も島根に来てお土産を買っていけるということになりますからね。あるいは、申し込み後、できるだけ早く購入できるように手続に要する時間を短縮するということです。できるだけ県外の人に来ていただくための対策ですからね。わかりやすい方法で早くやっていくということです。
○山陰中央新報:最後に、できるだけ県外の方に来ていただくための対策ということだったんですが、それは結果として2割ということで、かなり在庫が出たということで、今、善後策をいろいろ話されたんですが、それは事前に考えていたり、販売の先ほど他県のコンビニで販売された券のこともありましたが、時期とか手法を含めて本当によかったかというと、それはいかがなものかというのはどうですか。
○溝口知事:それは結果としては、そのもくろみどおりにはいかなかったということでありますからね、そういうことを踏まえて今、改善策を講じようとしているところです。
そこは、いつまでということでなくて、県外の人にできるだけ多く来てもらうようにするということが大事なことです。
○中国新聞:知事、このプレミアム商品券なんですが、先週の土曜日ですね、島根県のほうが新聞広告を何社かに対して出しているんですよ。およそ300万部に出しているんですが、このプレミアム商品券、さっきネットでと言われましたが、コールセンターの番号が書いてあるんですが、これ間違っていたんですね。
○溝口知事:聞きました。
○中国新聞:それで、その後の県の対応が、全然フォローがないというのと、この新聞広告見て電話した人は、結局連絡通じないからまた島根県のイメージダウンにもつながっていると思っているんですよ。お金を300万部という、島根県の人口の4倍ほどの人に対してもう全部出してしまったことに関してですね、間違った情報を、今の知事の県としての考えと、今後どうやって間違ったコールセンターの番号に対してフォローするか、このちょっと2点をお聞かせ願えればと思うんですが。
○溝口知事:ええ、それは報告受けましたけども、申しわけないことでありまして、どういう対応ができるか検討しております。
○中国新聞:具体的にはどうするとかはないんですか、具体的にどうするかという考えですね。
○溝口知事:まだ聞いておりません。
○中国新聞:広告は税金で出しているので、せっかくいいチャンスがこういった間違った周知でできなかったんで、この広告というのはお土産券のほうのPRだったと思うんですが、結局今回2割にとどまったのは、やっぱりこの間違った広告があったというふうなことが考えられるんじゃないですか。
○溝口知事:それはいつのあれになっていますか。
○中国新聞:いつのというのは。
○溝口知事:広告自体が。
○中国新聞:ここは土曜日に出した広告です。
○溝口知事:そこは申しわけないことでありましてね、そういうことをきちっと確認してやるように指示をしておきました。
○日日新聞:これに関してですけれども、県外の人のみを対象にしているというところで、ある意味それがうまくいったらすごくいいことだったとは思うんですけれども、現状うまくいってない数字が出ているという中で、今後その方針を変えたりとか、例えば余ってどうしようもないから県内の人にも売ろうとか、そういうような考えを変えるようなことはありますか。
○溝口知事:ありませんね。
○日日新聞:それはもうないですか。仮にそれで、もっとじゃあPRしていかないといけないというところで、中国圏域だったり、他県にコマーシャル出したり、新聞広告打ったりという中で、それが国の交付金の中でおさまればいいですけども、県のほうのお金を出すようなことがあれば、県民のためなのかどうかというところも議論が出てくるんじゃないかなと思うんですが。
○溝口知事:いろんなやり方があるでしょうから、これからさらによく検討するようにいたします。

 

 
○毎日新聞:知事、済みません。関連の話で、先ほどから県外の人に来てもらうことが大切なんでというようなお話だったと思うんですけれども、先ほど別の質問でもありましたけど、実際に買いやすい方法だったのかというところですね。使う側ですよね、買う側、今回の場合でいうと県外の人。県外で実際に旅行に行きたいなと思った人が、ああ、島根はこういう券を出しているんだ、買おうかなと思ったときに、予約をしてワンストップでできないということですよね。予約をして、ネットで予約をする、はがきで予約をする、それでそれを受け取る、何度もやりとりをした上で、最終的にコンビニに行く。しかも、そのコンビニも担当課のほうにお伺いすると、一つの系列の店舗でしかできないというように、非常に消費者目線でいうと、相当面倒くさい買い方を提示した上でどうぞ来てくださいというふうになると、今回の場合、島根県だけが売っているものではないので、鳥取県も売っていますし、岩手県も売っていますし、大分県も、高知県も売っていますし、そのときに押しなべてほかの県と比べたときに、島根を選んでもらえるというような算段というんですかね、そういうような自信が一体どのくらいあったのかなというふうに思うんですが、その辺いかがですか。
○溝口知事:そこは最善の努力をした結果だったと思いますけれども、結果的にそういう状況になりましたからね。さらに今、販売方法を変えて検討しており、実施もやってまいります。早くやるようにやっておりますから。
○毎日新聞:最善の結果というのは、それは現実のところ動かされるのは担当の皆さんだと思いますので、そこに細かく知事のほうから何らかの指示を出すということはないのかもしれませんが、現状の今のやり方を見て、知事の目からごらんになって、実際に、ああ、これでよかったなというふうに思われるのか、もっと考えるべきとこがあったんじゃないかというふうに思われるのか、いかがですか、その辺。
○溝口知事:そこは判断が難しいですが、一つの考えでやったわけですからね。これからその問題点を考えた上で、さらに努力をしていくということで、職員も一生懸命やっておるわけですから、頑張ってもらうように私からも激励をしていくつもりです。
○毎日新聞:今後、その売り方として、時がたてばたつほど、他県のプレミアムつき宿泊券、お土産券なんかを買ったという人がふえていく、日一日と当然ふえていくわけで、そうすると年に何度も旅行に行こうなんて考える人っていうのは相当お金に余裕のある人じゃないとできないと思いますので、そういう意味でパイの奪い合いみたいなとこも既にあると思うんですが、そういう意味で早くしないといけないとこもあると思うんですけれども。
○溝口知事:ええ、宿泊と一緒にしてもいいですし、単独でもいいですし、できるだけ県外の人に買っていただきたいということで、引き続きやりたいと。新しいことですから職員もなかなか気がつかない点はあったかと思いますけれども、一生懸命努力しておりますから、少し激励をして頑張ってもらうようにしているところです。
○毎日新聞:例えば、いろんなところで知事も、これから県外に行っていろんな会議に出られたりとか、いろんなところで県産品のトップセールスに出かけられたりとか、そういうような機会もあると思いますが、例えばそういうところで知事がまさにトップセールス的な形で、このプレミアムつき商品券ですね、PRするとか、場合によって知事みずからが手売りするとか、そういうようなアイデアもあるんでしょうか。
○溝口知事:今そこまで考えていませんね。今、職員が一生懸命やっておりますから。
○毎日新聞:最終的にはそこも、それをやってもいいと思われますか。
○溝口知事:それは状況によりますね。
○中国新聞:知事、このプレミアム商品券というのは、もうお土産券のみで限定されてしまっているんですが、物品だけですね。同じように松江市さんが発行する3割のプレミアム商品券というのは、飲食にも使えるしホテル代にも使えると、食べるのにも使えるんですね。今回プレミアム商品券に限定しちゃっているんで、なかなか正直使いにくいなという、少々あると思うんですが、これをもうちょっと用途を幅広げるというお考えはないでしょうか。
○溝口知事:選択肢としてあり得るんじゃないかと思います。いずれにしてもいろんな、島根の観光のためと同時に、ホテルだけでなく一般のお土産店の方の商品も買われるということも大事ですしね、両方の要素がありますね。
○中国新聞:例えば、飲食だと地元のところで食べてくれたら、当然地元の食材が出ているわけですから、そういった意味で消費喚起になるんじゃないかなと思うんですけど、やっぱりそういったところも含めてまた検討していったりするのは。
○溝口知事:いろんなやり方があるでしょうからね、そこをよく検討するということであります。
○山陰中央新報:知事、今回予約と、あと一方で使えるお店の登録の話が別であるんですけども、予約が始まっている段階で順次登録店がふえていくとなると、例えばですけど、知事が買おうと思ったとしますけども、そのときに使える店がどれだけこれからふえるかわからないという、ここが動いている中で買うというのはすごい違和感があると一般的な感覚では思うんですが、それはいかがですか。例えばですけど、それをした上で、100店なら100店やった後に購入したほうが、一覧ですぐわかりやすいのが、順繰り順繰りになると、これ先ほどもあったんですが、ほかの県の……。
○溝口知事:そこはおっしゃるようなこともありますね。宿泊の人は行くわけですから、どこかで買うこともあるかなということになるでしょうが、一方で日帰りの人などのことがありますね。そういう人たちにどうするかとかね、いろんなことを考えてやっていきたいと思います。

 


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