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6月19日質問事項1

1UIターン
○山陰中央新報:知事、済みません。UIターン者のことでお伺いしたいんですけども、昨年度の県内のUIターン者数が前年度に比べて298人ふえて、873人で過去最多になったんですけれども、特にUIターン者数の数が3倍近くになっているというのが特徴だと思うんですが、知事としてこの結果をどう受けとめていらっしゃって、どういう要因でこういう結果につながったというふうにお考えになりますか。
○溝口知事:UIターン者はいろんな形がありますね。農業や漁業などで、そういう方はIターンなんかの方が多いですけれども、そういう方が来られるとか、あるいは県外に島根から出ていきましたけれども、県内でいい就職の場があると、そういう情報を提供するような仕組みがありますけども、そういうことで帰ってこられる方とか、あるいは御自分の家庭の事情で島根の郷里に戻られるというような方もおられます。跡を継ぐとか、あるいは御高齢になったとか、そういう中で中山間地域などには農業をやりたいとかね、国もそういう方のいろんな支援をしているといったようなこともあってふえているという要因がありますね。
それから、市町村も定住支援を強化をしておられますね、いろんなPRでありますとかね。それから県自身もUIターンのフェアの総合的な情報発信でありますとか、あるいは産業体験事業の支援とか、いろんなことをやっておりまして、そうしたもろもろの要因が最近の人口といいますか、UIターンの増加につながっているんだろうというふうに思いますが、全般的に見まして、やはり地方の住みやすさ、あるいは子育てのしやすさとか、いろんなものが影響している可能性があります。そういうことじゃないでしょうか。
○山陰中央新報:人口減少対策に県も力も入れていらっしゃって、これからそのUIターン者をふやしていくためにも、873とか、その数字が、どういう方が来ていて、年代別とかも含めてきちんと分析して、また施策も展開していかなきゃいけないと思うんですけど、その辺どうですか。
○溝口知事:そうですね、住民登録などのときにアンケートをするとか、いろんなやり方でできますからね、そういうものを少し、市町村にお願いしなきゃいけませんけども、どういう動きであるということもよく把握して、それに応じた対応もしていこうと考えています。
○山陰中央新報:これまでは市町村が支援した人というのをUIターン者という定義してカウントしてたんですけども、これからはさっき知事がおっしゃったように……。
○溝口知事:いろんな事情がありますね。
○山陰中央新報:転入届のときにアンケートとったりとかという形になってきて、今1,000人という一つ数字の目標があると思うんですけど、これを今後、これから数字のとり方も変わってくるんで、目標も変えていくというようなお考えはありますでしょうか。
○溝口知事:それは、そういう動きを分析して考えていくということですね。
○山陰中央新報:総合戦略も秋にはつくるということなんですが、そこに当然UIターン者の目標なんかも入れ込むことに。
○溝口知事:そういう定義をどうするかという問題と、実質的にどうするかという問題、両方ありますからね。いずれにしても、こういう動きがさらに進むように努力をするということも総合戦略の一つですね。
○朝日新聞:この件で、こういう話でよく気になるのが、UIターン者で、じゃあIターンの人が実際にどれだけ定着したのかとか、帰っちゃったんじゃないかみたいなことも取材していて気になるんですけど、そういうことも分析されますか。
○溝口知事:それもありますね。いろんな要素がありますからね、そこら辺をよく分析をして、それに対応したいろんな対策を講じていくということが必要だろうというふうに思います。

 


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