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4月28日質問事項4

4選挙制度
○時事通信:知事、済みません、話題が変わるんですけれども、参議院の選挙制度改革が今なされておりまして、1票の格差の是正のためなんですけれども、人口の少ない鳥取と島根の選挙区を合区にするっていう案もありまして、自民党のほうで連休明けに案を示すんじゃないかと言われておるんですけれども、鳥取と島根の合区の案に関して知事がどのように考えておられるのかを聞かせてください。
○溝口知事:それは、個人的にはいろんなことを言っております。やはり参議院、衆議院もそうですけども、都道府県制という一つの大きな地方自治の枠組みが法律でできているわけです。そういう中で、例えばお隣の鳥取県と島根県で見れば、全ての行政を同じようにやられてるわけじゃないんですね。それぞれ議会があり、いろんな施策の展開なんかも違いますし、あるいは国がつくる制度の選択なんかについても、地方自治に関連する、各分野に関連する制度をつくりますね。その場合に一定の選択の余地がある場合に、鳥取県と島根県は違うようなこともあるわけです。そうすると、やはり都道府県という制度があまねくある中で合区をするっていうのは、そうして合区をされた県というのは代表が2県で1人しかいないということになるわけで、それはいかがなもんかということはいろいろ言っております。だから合区をしないでいろいろ考える方法がないか、そういうものを模索すべきではないかということを言ってはおりますが、国政の場でいろんな議論がなされてますから、具体的なところまで踏み込んだ活動はしてませんけども、そういう考え方はありますよということはいろんな方に話をしたりはしています。
○時事通信:いろんな方っていうのは、例えば島根県選出の国会議員の方であったりとか、自民党の党本部の幹部の方であったりとか。
○溝口知事:そこまではいきませんけども、いろんな考え方があり得ると。
ただ、そこはいろいろ議論をして、最高裁といいますか、司法のほうでそういう判断をしておるから、司法のほうの問題がなかなかクリアすることが難しいという話は聞きますね。それは、1人当たり、国会議員、参議院議員の数と、一番多いところの差だけを比較してるんですね。それはやや狭い考えじゃないかというのが私の考えですけどもね。


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