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4月13日質問事項1

1知事選・県議選を終えて
○中国新聞:選挙戦では、県内一円をぐるっと回られたんですけど、県民のほうからはどんな声を聞かれましたか。
○溝口知事:それぞれの地域で雇用を増やしてもらいたいとか、あるいは道路の整備等ですね。高速道もありましたが、県道、地方道についても地域の活性化のためにお願いをしたいというような声は多くありました。それから中山間地域、離島等におきましては、やはり人口の減少が大きいわけでありまして、そういう面での県の対応を期待をする声はたくさんありました。
○中国新聞:その言葉に対して、知事はどんなふうに答えてあげられたんですか。
○溝口知事:それは、政府も日本の人口問題を解決に向かわせるためには、地方だけの問題としてではなくて、日本全体の問題として取り組もうとされておられ、地方が活性化をするように、地方創生という大きな政策の一つの転換を行おうとしてますと。これは島根など地方にとってありがたいことであり、この機会、一つのこのチャンスを大いに活用して、各地で産業の振興が起こり、若い人たちがそれぞれの地域で安心して働き、そして安心して子育てができるような職場の確保、雇用の確保をやってまいりますと。各地の状況はいろいろ違いますし、強み弱みがありますから、それぞれの地域の特色、強みを生かしながら、地域の発展に県としても全力を挙げてまいりますし、地方創生のための総合戦略を秋までにつくるように、今、市町村、あるいは経済界、地域の活動している方々と意見を交わしながら、アイデアを出し、工夫し、全力で取り組み、総合戦略をつくっていきます、それに基づいていろんな対策を行っていきます、そういうようなことを申し上げたところであります。

○中国新聞:知事、今回、選挙戦では圧勝されたんですが、得票率でいうと8割ということで、前回よりちょっと下がってしまったと。相手候補は正直、原発のこと言われましたけど、強いて言えば批判票ということで、当時、知事の陣営では85%の得票率を目標にしていたわけですが、それに届かなかった。そういった得票率の分析については、知事は今、どういうふうに思われてますか。
○溝口知事:まだそこまでしてません。
○中国新聞:ただ、批判票が今回、ある意味増えたんだということについては、どうですか。

○溝口知事:時間もまだあまり経過してないのでまだよく見てません。
○中国新聞:それ、次回の会見のときには大体お聞きできますか。
○溝口知事:これからということです。

○読売新聞:済みません、知事、今回3選を果たされたわけですけども、この3期目というのは、全国的に見たら北海道だと4期目の当選されて、その北海道の知事の場合、多選の批判があったわけですけども、知事として、まず首長の多選についてはどのように考えておられるのかというのが1点と、知事として何期務めるのが現時点、適当と考えておられるのか、1点お願いします。
○溝口知事:それは状況にもよりますし、人の考えにもよりますし、かつての多選というのは、8期とか何十年といったようなものが問題になった時期がありますけど、今はそういう時代じゃありませんね。
○読売新聞:御自身は何期ぐらいが。
○溝口知事:それは私が言うことではありません。
○山陰中央テレビ:済みません、ちょっと話戻るんですけども、投票率が今回、前回に比べて上がりましたけども、知事の得票という部分では少し減った部分について、どのようにお考えになられますか。
○溝口知事:そこはまだ格別コメントするようなものは持っていません。
○朝日新聞:最初の前々回は23万票差で、前回は同じように23万票差で、今回20万票差で、そのぐらい、3万票ぐらい差が縮まってるんですね。ある意味、共産党の方というのは反原発というのを主として掲げてるので、ある意味、県民の方の意思が反映されてるのかなとも、私なんか見てて思ったんですけれども、そのあたり、知事はどう見られますか。
○溝口知事:そこら辺はまだ、そこまで見てませんので、今コメントするようなものは持っていません。
○山陰中央新報:知事、県議選で、知事選とセットで自民党の現職さんと一緒にマイクを握ったとかいろいろありましたけども、そのうちの、具体名を挙げると江津とか、現職さんが落ちられたというのがありまして、その辺はどういうふうな受けとめをされてますでしょうか。
○溝口知事:私は自由民主党と公明党の推薦を受けて出馬してますから、自民党の皆さんの御要望なども考え、必要な対応をしてきたということです。
○山陰中央新報:ただ、地元で党の看板を掲げて、自民党ですね、出馬された方が落ちられたということで、今後の国政への影響と、知事にコメントを求めるのもあれですけど。
○溝口知事:それは私がそれは申し上げることではないです。

○朝日新聞:最後に、選挙についてもう一度だけ。
いろいろ有権者の方にも話を聞いたりしまして、率直に言うと、また溝口さんじゃないかというような声を聞いたりとか、もっとさかのぼると、70歳の男性とかが若者の雇用というのはもう40年ぐらい前からずっと伺ってる。その知事選とか言われることもずっと変わってないみたいな、ある種諦めの声も聞こえたりしまして、3期目になって新しくなるということで、そういう方にもわかりやすく、いや、ここが変わります、ここを新しくしますっていうようなことをお話し聞ければ、ぜひそれも県民の方に届けたいなと思ってるんですけれども、もし何かそのお考えがあれば、ぜひ。
○溝口知事:それは、個別の施策の中で考えるほかないですね。
○朝日新聞:一言でこうっていうのはなかなか難しい。
○溝口知事:今こうっていうこともありますが、個別に言う段階ではありません。さらに工夫をいろいろしていくということです。
○朝日新聞:はい。


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