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3月25日質問事項1

1人事異動・JR三江線
○山陰中央新報:知事、済みません、副知事人事と教育長人事でちょっとお伺いしたいことがあるんですけども、副知事に新しく藤原前教育長、教育長に鴨木前地域振興部長を起用されたんですけれども、それぞれお二人、起用された理由というのを教えていただけますか。
○溝口知事:藤原副知事は、長年にわたりまして政策企画局長を務めるなど、県政の枢要な仕事をされてこられまして、そういうことも考えまして、私もよく知った人でありますので任用したということであります。
それから、新教育長につきましても、教育庁におきまして課長を3年ぐらいやられて、前は次長をやられたりして、もともと大学でも教育学を勉強されたりした方でありますから、適任だと、こういうふうに判断したということです。
○山陰中央新報:昨年の11月の県議会で、所信表明で知事は職員一人一人が健康で生き生きと働きやすい職場をつくって、その職員とともに課題解決に向けて全力で取り組みたいというようなこともおっしゃってたんですけども、そういうことも勘案して、今回、そのお二人というのを選ばれたんでしょうか。
○溝口知事:それは一般的にそういう考えはありますし、このお二人については、今までの経験とか、それから今までやってこられた実績だとかを勘案して適任だと考えたということです。
○山陰中央新報:先ほど言った、11月議会で職場づくり、働きやすいとかっていうことも当然勘案してお二人っていう。
○溝口知事:もろもろ勘案してですね。
○山陰中央新報:お二人それぞれに今後どういう、いろいろ県政、課題があったりとか、教育委員会も課題があると思うんですけど、どういう役割というのを期待されますでしょうか。
○溝口知事:島根県は、今、総合戦略をつくりまして、活力ある、そして働きやすい、子育てしやすい島根を築いていこうと、そういう大きな課題を抱えておりますから、それに向けて、それぞれのポジションで全力を尽くしていただきたいということです。
○山陰中央新報:済みません、人事異動の関連なんですけども、今、県政の課題の一つであるJR三江線の関係なんですが、当該の部署が地域振興部に当たるんですが、今、先ほどもありましたが、鴨木部長が教育長にかわられて、あと担当されてる交通対策課長も今回かわられる、それから次長もかわられるという、上のほうがかなりかわられてしまって、そのあたり心配がないのかということは、知事は何かお考えはあるんでしょうか。
○溝口知事:私自身がよく見ていきます。
○山陰中央新報:これからですか。
○溝口知事:これからというか、これからもそうですが、私自身が指揮をしてまいります。
○山陰中央新報:地元の首長さんとかにお聞きすると、このタイミングで何でかわるのかというようなことはかなり上がってますが、そのあたりはいかがですか。
○溝口知事:それは、前の鴨木部長も私とよく調整をしながら、私の指示をよく理解してやってくださったわけでして、これからも同じですね。
○山陰中央新報:それはしっかり引き継ぎをされて、後任の方々で大丈夫だという認識をお持ちだということですね。
○溝口知事:大丈夫ですね。
○山陰中央新報:ただ、かえずにしばらく様子を見るという手もあったんですが、そこはまあ……。
○溝口知事:そういうことよりも、県全体の人事の中で考えた。それから後任の部長も、あれは副町長として市町村の行政も担当してますし、そういうこともよく知っておられますし、それから地域振興部の次長もやってますし、経験豊富な方だというふうに考えています。
○山陰中央新報:そのあたりで、今回の異動に伴って地元から心配が出るとか、そういった懸念とか、問題ないと断言してよろしいということでしょうか。
○溝口知事:いいですね。
○山陰中央新報:わかりました。
○溝口知事:いずれにしても、そういう問題は私が全部指揮をしていきます。
○山陰中央新報:そうすると、同盟会とかの会合にも出られるということになってくるんでしょうか。
○溝口知事:いや、私は出ません。それはそれぞれの役割分担になりますから。
だけど、要所要所で町長さんとか市長さんは私のところにも来られますし、よく相談はこれまでもやってきておりまして、そういう中で白紙の状態で議論していきましょうということを納得されて議論が進んでいるわけです。


○中国新聞:いいですか。ちょっと話が戻って三江線のことなんですけども、あす、4回目の検討会議があるんですが、その後、広島のほうの自治体で首長選があったりして少し検討会議の、次の検討会議まで当分時間があくような形になるのではないかというようなことを聞いているんですけども、調整役の県としてというか、知事としては、どのように今後、あす以降、4月以降進めていくのかというのを聞きたいんですが。
○溝口知事:検討会議は、町長さん、市長さんのレベルじゃなくて、課長さんとか、それからJR、そして進行役として両県の、これは部長クラスが出てますが、そこでいろんな案をつくっていこうということです。だから、そういう市長選とかがあれば若干は影響があるかもしれませんが、余りないんじゃないかというような感じがしますけれどもね。案ができた段階で、また市長さんなんかに報告して、その上でまたやろうというような仕組みにたしかなっておりましたからね。だから、検討はできるんじゃないかと思いますよ。
○中国新聞:はい。
○溝口知事:ちょっと詳細はまだ聞いてませんけど。

○中国新聞:少しだけ時間いただいて。今後の三江線の問題の進め方なんですけど、やはり4回日程が決まってる中の3回、検討会議が終わって、そういう現状で、今、その4分の3が終わった段階で、どういう今は位置にいるというか、その辺は聞いておられますか。
○溝口知事:いろんなタイプがありますね。三江線の活用の仕方とか、あるいはそれにかわるものだとか、幾つか考え方があるようですから、そういうものの特質をよくチェックをしたり、その上でJRの役割だとか、市町村の希望だとか、あるいは県の役割だとか、いろんなことを考えてどうするかというのを決めていくということになるんじゃないですか。その作業が進んでおって、こういう案の場合はこういうことになりますと、こういう案の場合はこういうことになりますと。それで、JRの役割として、それで十分なのか、あるいは地元も負担をしなきゃいかんというようなことになれば、地元はどういうふうな対応ができるのか、あるいは県が関与をしなきゃいかんとなると、県は県民全部じゃないですからね、三江線を利用するのは。そうすると、県としてどういう役割を演じ得るのかとか、そういうことをよく考えませんと、一般論としてこうだということはできませんね。
○中国新聞:まだ議論はしなきゃいけないと。
○溝口知事:まだ、その議論を白紙でやろうということで議論をやっているということです。それで、検討会議である程度の案ができたら、今度は市長さん、町長さんのレベルに上げて、どうしようかという議論に移っていくということです。
○中国新聞:まだその上がる段階の随分前。
○溝口知事:まだまだそこまでには行ってませんね。
○中国新聞:そうすると、5回目、6回目、7回目っていう検討会議が必要になってくると。
○溝口知事:そこまで、いつごろまで要るかというのは、まだ報告受けてませんから。
○中国新聞:4回目、その日程が決まってるのが終わった段階で報告を受けられる、で、その後の日程について。
○溝口知事:今後どうするかというのはやっぱり検討会議で議論をして決めなきゃいけませんよね。
○中国新聞:わかりました。

 


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