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3月9日コメント2

知事コメント2)歴博特別展「遷宮−受け継ぐこころとかたち・増浦行仁(ますうらゆきひと)「神の宮」−」
○溝口知事:それから、2番目のコメントはこちらにありますが、特別展の「遷宮−受け継ぐこころとかたち・増浦行仁「神の宮」−」というポスターですけれども、3月25日から県立古代出雲歴史博物館で、この特別展を開催します。5月18日までの54日間ということであります。
出雲大社の平成の大遷宮も、平成28年3月に全ての社殿の修造、遷宮が完成し、一旦の区切りを迎えることから、改めて出雲大社の造営、遷宮の歴史などを紹介しようというものであります。
区切りを迎えますけども、いろんな修造などは継続して行われるようであります。一つは、写真展なんですけど、写真展のほかに古い資料だとか美術品の展示がありますが、大きく言って2つの展示が行われるということであります。
まず、特別の資料としましては、社殿を継承するためのさまざまな調査がこの遷宮の過程で行われておりまして、その中で、例えば神魂神社の本殿の模型でありますとか、これは県内初公開だそうですが、他にも、県内初公開資料や明治14年の出雲大社の遷宮の際に御神体を移すために用いられた神輿(しんよ)、みこしのことですが、特別公開資料などとして展示をされるということであります。パンフレットの裏側にそうした古いいろんな資料が出ております。写真1などは、出雲大社とその神郷、神の郷というような絵ですね、これは重要文化財でございまして非常に古いものだというふうに言われておりますね。これは鎌倉時代、13世紀から14世紀ぐらいにできたものではないかということで、重文で千家家がお持ちになっておられるとか。それから、その右側の写真2。これは国立歴史民俗博物館に所蔵されておりますけれども、出雲大社境内周辺の18世紀の絵だそうです。それから写真5は出雲大社の木形と言っているようですけど、30分の1の形ですが、これは17世紀ぐらいのものだと。そういう美術品でありますとか、いろんな資料があります。それから、このパンフレットの表にありますのは写真展ですね。増浦行仁さんという人が出雲大社の平成の大遷宮の撮影を2008年ぐらいから行われてきまして、その一部をごらんいただくというものです。伊勢神宮の遷宮もあわせて撮影をしておられて、出雲大社が60点、伊勢神宮の遷宮が10点、写真70点を展示されるということです。資料は国宝が1件、重要文化財が5件入っているということであります。

 


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