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1月21日質問事項2

2出雲−名古屋便2便化
○山陰中央新報:済みません、きのう、各航空事業者さんの夏ダイヤが発表されました。FDAさんが7月から2便化をされるということについて、ちょっと改めまして受けとめを。
○溝口知事:ありがたいことですね。出雲市も働きかけをされてましたし、我々のほうもお願いはしてきたところでありまして、中部圏とのパイプが太くなると、交流が深まるということでありまして、大いに歓迎をしておるということです。
○山陰中央新報:観光需要の増大と、あと誘致にも、この2便化の定着というのは重要かと思うんですけれども、その上で、21世紀出雲の利用促進協さんが、アンケートでは、こちら側の利用がちょっと少ないんじゃないかという話が一つあって、あと中海圏の利用というところで、鳥取県の利用の方が少ないという、ちょっと課題もあるんですが、この2便の定着に向けて必要なことはどのようにお考えでいらっしゃいますか。
○溝口知事:誘致企業にとりましては、特に中部圏は拡大をしている地域ですね。そういうところの企業がこちらに来られる場合には、2便化というのは非常にプラスの効果があろうかと思いますね。そういう意味で、企業誘致などもさらに進めるように努力をしたいと思いますし、観光もそうですしね。こちらから行くほうも、それは誘致企業とか販路の拡大だとか、いろんな面で可能な面があるでしょう。それは必要なことをやっていきたいというふうに思いますね。
○山陰中央新報:あと、中海圏さんの自治体との連携というのも必要になってくるんですか、この周知の部分については。
○溝口知事:それは実際の要望も聞きながらやっていきたいと思いますね。例えばJAなどは、ブドウのPRなんていうのはやっておられますしね、松江市は大口町との姉妹関係もありますしね。それぞれのとこでいろんな関係がありますから、それぞれのとこでも努力をされると思いますし、県も必要な支援はやっていこうということです。
具体的なことはこれから、必要に応じて相談していくということでしょう。今こうだということが具体的にあるわけじゃありません。
○山陰中央新報:わかりました。

 

○毎日新聞:知事、済みません、先ほども出ましたけど、FDAの2便化の関係で一つ。
中京圏とのやりとりというのは、この関係ですね、連携、関係をさらに深めようというのはこれまでもやってこられたと思うんですけども、恐らくFDAさんの場合、県営名古屋空港をハブにして、いろんな地方都市と結んでますよね。それでFDA2便化によって、さらに島根からかなり遠い東北、北東北のほうとか、あちらのほうにも島根からアクセスがしやすくなると思うんですけれども、FDAさん、交通対策課なんかに聞くと、東北のほうからFDAのチャーター便で昨年、島根のほうに観光に来て好評だったという話もあったというふうなのを聞いてるんですけれども、今後、これまで余り縁のなかった地域だと思いますが、東北のほうとか、そちらのほうに向けて何かアピールしたりとか、この2便化をきっかけに、さらに何かPRを広げていくような考えというのはないんでしょうか。
○溝口知事:それは可能性としてはあると思いますが、FDAの場合も、やはり機材をふやさないとできないんですね。今回も、2機でしたかね、新たに調達ができたんで、その余裕によって出雲−名古屋便もふやせるというようなことでありますから、そこはやはり、我々も働きかけたりはしなきゃいけませんけども、最初は北海道と出雲空港みたいに、臨時便みたいなものをやったりして、そういう需要もあるということであれば、さらに定期便にするようにやっていくというようなことが中心になるでしょうかね。
出雲市では、21世紀出雲空港整備利用促進協議会というのがありまして、そこでいろんな、経済界などとも協力しながらやってますんで、県も必要な支援はやっていこうというふうに思っています。
○山陰中央新報:済みません、この関連でして、ちょっとFDA2便化で非常に活性化のいいお話なんですけれども、米子空港では、また6便から7便化ということで、またさらに羽田との枠がふえていたりして、ちょっとまた空港の今後の活性化を促進していくためにちょっとお話をお伺いしたいんですけれども、今、2020年、オリンピックに向けて各地方空港が運用時間を延ばしているという動きがあるようで、やっぱり時間を確保するということで、ビジネス利用もそうですけれども、LCCとか、増便を促進するということがあって、出雲空港は運用時間が短いというのが非常に課題になったんですけども、今後、インバウンドもありますけれども、どんどん誘致を進める上で、そういったところで運用時間を延ばすとか、そういったお考えはございますか。
○溝口知事:そういうことを打診したようなことは過去にもありますけれどもね。住民の方が飛行場のあたりは多いですからね、そういう方々の理解を求めてやっていかなきゃいけませんし、そういうことは過去にも検討し、あるいは検討を依頼をしたり、いろんなことはインフォーマルですけどもやってはおりますけども、まだ現段階でどうするというとこまでは行ってませんね。今後の課題ではあるでしょう。
○山陰中央新報:また、過去から時間がたってまた状況が変わった中で、まだ必要性は感じておられて、これからもということですか。
○溝口知事:今の段階であんまり曖昧なことを言うのは適切でないんでやめますけれども、可能性、そういうことは先方にもお伝えしたことも過去にありますしね。ただ、それ以上はなかなかまだ進んでませんですけれどもね。
○山陰中央新報:知事としては、延長する必要性というのは当然感じてらっしゃると。
○溝口知事:そこは乗客の数にもよりますし、それから機材が確保できるかとか、いろんなことがありますから、総合的に考えていくべき課題ではあろうというふうに思いますが、今、具体的にどうするというところはしてません。
○山陰中央新報:さっき言ったように、オリンピックに向けて全国の空港がそういう延長の動きがある中で、やっぱりそれが、出雲空港はそのままだと、またほかとも、米子も含めてですけども、どんどん格差が広がっていくような感じになるんで、それは一つ必要なことかなと思うんですけど、知事としてはやっぱり必要性というのは、昔そういうことも検討なさってるわけで、変わらないということですよね。
○溝口知事:それは必要性というか、そういうものが課題であるということは当然あるわけですよ。
○山陰中央新報:それは喫緊の課題であって、今後も、例えば住民の方たちとお話ししていくようなお考えというのは。
○溝口知事:そこは、例えば羽田の便は発着便の制約がありますからね、羽田の発着便とか、いろんなことが関連しますから、今、この場でこうするああするということが言える段階にはないと。
○毎日新聞:知事、済みません、先ほど私がFDAの2便化の話で、ちょっと勘違いされてらっしゃるとあれなんですけど、私、別に別の地域と出雲を結ぶ直通便ではなくて、出雲を経由すればいろんなとこに行けます、いろんなとこから来れますよと、島根に来れますよというような形での何かPRとか、そういうようなものをやられたりとかいうことはないんですかって。
○溝口知事:飛行機で。
○毎日新聞:そうそう、そうです。だから、名古屋をハブに考えれば、名古屋から乗りかえて出雲に来る、出雲から名古屋を経由して別の地方に行くっていうような形で、島根と今まであんまり縁のない地域がつながるのかなというイメージだったんですけど。
○溝口知事:余りないでしょうね。
○毎日新聞:それはない。
○溝口知事:それはどこか経由して乗りかえるというんじゃ難しいでしょうね。それは臨時便みたいなことであれば、そういう可能性はあるかもしれませんが。
 

○山陰中央新報:済みません、さっきの出雲空港の運用時間の延長の話なんですが、例えば利便性だとか、今、観光で出雲に目が向いてるときに、それをもっと取り込むためには、やっぱりその延長というのは、やれればやったほうがいいというお考え。
○溝口知事:そこも、今こうだという段階じゃないですね。
○山陰中央新報:いや、知事は、課題ではあるとおっしゃってて。
○溝口知事:課題ではあるということです。それ以上のことは今申し上げないほうがいいと。
○山陰中央新報:その申し上げないほうがいいっていうのは。
○溝口知事:まだどういうふうに可能なのかということもよく考えなきゃいけませんから。
○山陰中央新報:2008年の……。
○溝口知事:それから、地元のほうがありますからね、地元とよく相談をしながらやらなきゃいかんので、要望だけぽんと言うわけにはいかないです。
○山陰中央新報:その地元と、ほんじゃあ相談するお考えはあるんですか。
○溝口知事:それはこれまでもやったりしておるわけですから。
○山陰中央新報:それは継続的にって。
○溝口知事:今後どうするかというような話は、なんと申しますか、いろんなサウンディングをしなければいけないですよ。
○山陰中央新報:それを引き続き続けていく。
○溝口知事:だから、やり方は申し上げませんと、こう言ってるわけです。

 


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