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5月9日質問事項7

7映画「たたら侍(仮称)」
○毎日新聞:済みません、先日、7日ですか、県民会館のほうで錦織良成監督の映画のキックオフイベントですか、ありました。知事も出席してらっしゃったと思うんですけれども、参加されて、御感想はいかがでしたか。
○溝口知事:EXILE、グループといいますか、若い人に大変な人気があるわけですね。私自身は余りよく知ってるわけじゃないんですけども、そういう方々が島根に来て、ああいう錦織監督がつくろうとされてる「たたら侍」の出発式に出てくださるというのは、あんまり考えられないことだというふうに皆さんおっしゃっておられて、監督自身のお人柄にもよるでしょうし、それからEXILEの方々も、こういう錦織監督がおつくりになられるような古いものが残る島根のよさをああいう人たちもお感じになるのかということ。それから大勢の方が、E−girlsの方々も含めまして、よく来てくださったなというふうに思いました。
○毎日新聞:県も映画に関しては、ほかの自治体とともに事業費とか制作費の助成という形で出されるお立場だと思うんですけども、一方、見方を変えると、ある一定の作品に対しての助成という形になりますよね。あれだけ大がかりな、あれだけの人気のある方々を使われる映画なので、それなりに商業ベースに乗せられる映画ではないかなというふうに思いますし、そうすると、島根にとっては観光であるとかPRという意味では、島根というPRという意味では一定の効果はあると思いますが、一方で、文化振興というような形でも県全域でいろんな助成なんかをしていかないといけない立場の島根県庁として、そういうような大きなとこじゃなくて、もっといろんな地域で頑張ってらっしゃる、余り商業的にペイしないような形でも頑張ってらっしゃる、文化で頑張ってらっしゃる方々に対する助成というのも大切な、これは私、県民の方でそういう意見を言ってらっしゃる方から聞いたんですけれども、そういうようなところの目くばせがこれでおろそかになってもらっては困るというような声も聞いたんですが、その辺、そういう目配りについては今後どういうふうに考えておられますか。

○溝口知事:それはいろんなことを、映画でも、去年というか、前作は「渾身」という隠岐を舞台にしたものでありましたし、県内でもいろんな場所がありますから、それからいろんな事業がありますから、いろんなことをやっていくでしょう。
EXILEが来られたことについては、県の支援とは余り関係ないですよ。それは錦織監督とEXILEの方々との関係で来られて、ボランティアとして支援をしてくださってると。錦織監督の映画だけじゃなくて、この島根のよさをPRしてくださってるということで、島根全体にとってのプラスだと思いますけれども。
○毎日新聞:いや、それで、だから映画に対する支援自治体連絡会での支援というような枠組みをつくってやられることになると思いますけど、県民の中には、そういう大きいところに県のお金がどんと入って、それで地域の、そこまで大きくなくて、文化面で地域で地道に活動してらっしゃるところへの目くばせがこれでおろそかになっては困るというような声をおっしゃってる方の声も聞いたんですけれど、私、実際に。県としては、そういうふうな目配りというのは、今後も当然継続されるということなんですか。
○溝口知事:目配りというのは。
○毎日新聞:だから、商業ベースの大きなところばかりにお金を投入するんではなくて、地域で地道にやってらっしゃる、文化、芸術をやってらっしゃる方に対する支援というのも、今後も当然やられるということについて。
○溝口知事:それは当然そうですね。それからいろんな支援の仕方はありますから。観光面では県下各地でいろんなことができるように配慮をしてきてますし、これからも同じです。


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