5月9日質問事項6
6高校指導要録写し紛失
○山陰中央新報:知事、済みません、きのう、教育委員会のほうで松江北高校の3年生の35人分の生徒の中学校時代の成績とかを記されて、学校教育法に基づいて中学校から送られてくる高校の指導要録が紛失したという事案、発表があったんですけども、このことについて、知事としてどういうふうに受けとめていらっしゃいますでしょうか。
○溝口知事:私も報告は受けました。それは、中学校からある高校に入ると、1年間は生徒の様子を見る参考資料として中学校時代の資料を中学校から送ってもらって、それをクラスごとに分けて、クラスの担任が持ってて、1年たったら返還すると。返還は教員の先生方の中で総務関係の何かグループというのがあって、そこが担当されていると。だから、渡したけども返還がなかったと。それで返還があったかなかったかがわからないことが続いて、1年続いたんですかね。それで最近になってないということがわかって、いろいろ探したけれどもわからなかったので、保護者の方々に学校当局が説明され、新聞発表もされたということであります。やはりそういう個人情報に関する資料の取り扱い等については、やはり厳格な事務処理をしていただく必要があるというふうに思います。
○山陰中央新報:教育委員会のほうで緊急調査したところ、松江北高校が今回紛失したんですけども、同じように管理体制という面で、例えば定期点検をしてないとか、誰に対して返さないといけないとか、そういった不備というか、同じような事態が起こりかねない学校がプラス3校あって、松江北高を含めると4校もあるという現状が新たに判明してるんですけども、こういう状況というのは、知事としてはどういう状況に思っとられるんでしょうか。
○溝口知事:それは、教育委員会において学校当局にもよく周知徹底を図っていただきたいし、学校当局もそういうものについて適切な管理をしていただきたいというふうに思います。
○山陰中央新報:その一方で、県全体に例えば県のほうで年に1回定期点検をしないといけないとか、例えば管理者はこの人にしないといけないとか、それで決める明文化の指導要録に限って定期点検を年に何回しなさいとか、いや、この人に返しなさいとかっていう明文化したルールっていうのはないみたいなんですけども、そういった、県で統一した要録の管理に関する明文化というか、規定というのは、それはちゃんと文章として、知事としては必要だとか、そういった面はどういうふうにお考えですか。
○溝口知事:ほかにどういうものがあるかにもよるでしょうけども、いずれにしても、学校事務について適切に行われるように教育委員会と学校当局がよくお話をされるということは大事じゃないかと思いますね。
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