3月6日質問事項3
3小中学校の統廃合
○山陰中央新報:ちょっと一部関連して、前回の会見でもちょっと伺ったんですけど、小・中学校の統廃合という問題があって、今のちょっと関連でというのは、結局あれも一つ住む上での重要なインフラというか、教育というのは重要になるわけですけれども、学校があるかないかというのは。でも結局統廃合というのはある程度集約をしていくわけですけれども、そういう小・中学校の統廃合については、市町村教委が最初に判断の基準だと言っておられますけれども、県としてやっぱりそういう集約というのは必要だというふうにお考えなんですか。
○溝口知事:一般論では言えませんね。それはやはり状況、状況がありますからね。
○山陰中央新報:だけど結局やっぱり医療にしてもそうだし、教育にしてもそういう方向性になっているわけですけど。
○溝口知事:地域で、小・中学校のほうはやはり地元のほうでどう考えるかということが一番大事なことでしょうね。
○山陰中央新報:で、地元で考える上で、やっぱりその地元、現場からは、やっぱり県としてもなるべくどういう方向性で、もしくはどういうところを重視して統廃合を進めていくのかというのを明らかにしてほしいというのも出ているわけですけど。
○溝口知事:それについてもね、地域によっていろんな対応がありますからね。国の考え方もあるでしょうしね、それから職員の配置という問題もありますしね。まあ地元の意見を聞きながら、県としても一緒になって考えるといいますか、地元のお考えに対して県もよく相談に乗っていくということじゃないですか。
○山陰中央新報:その上で、当然だから現場をよく知っているのは市町村なんで、そこはしっかり……。
○溝口知事:というか、市町村が決めなきゃいけないんです。
○山陰中央新報:市町村がもちろん主体になるんでやるんですけれども、知事としては例えばどういうところを重視してそういう統廃合というのを考えていくというふうに思われますか。
○溝口知事:それは、ある程度の人数がいたほうがいいという考えはありますよね。いろんな人が何といいますか、同級生がたくさんいたりね、そこでいろんな活動ができると。だからあまり小さ過ぎるとそういうことができにくいということがあるから、統廃合という問題もある。他方で、今度統合されるとこが遠いとね、通学時間に時間がかかるといったような問題もありますしね。そこら辺の兼ね合いをどういうふうにしていくかということもあるでしょうね。だからそこはやはり現場の意見などもよく聞きながらね、やっていく必要がありますね。そういうものに一律の基準を何か出して決めるということには、なかなかなりにくいと。
○山陰中央新報:一律的にそうやって決めるんじゃなくて、やっぱり場所の遠さとかというのを考慮しながらやっていってほしいということになるわけですね。
○溝口知事:そうですね。
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