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知事定例記者会見(10月25日) 

質問事項

1.台風26号による災害体制について

 

○山陰中央新報

 済みません、それでは、冒頭であれなんですけども、先日の台風26号の関係でちょっとお伺いしたいと思います。

 26号といいますと、こちらでは直接的な被害はなかったわけですけども、ああして伊豆大島で1週間たった段階で30人の人命が亡くなると、大きな災害があったんですけども、それは、その影響として指摘されているのがトップ、町長が避難勧告の判断ができなかったと、勧告をしなかったということがあるわけですけども、伺うのが、ちょっと今、手元に週刊誌の記事があるわけですけども、その町長が台風上陸の当日に隠岐ジオパークの関係のイベントで隠岐島に来ておられたと。その関連のイベントの中でアルコールの入るような交流もあって、その席に地元として、知事を初め町長も同席しておられたという内容になっているんですけども、その辺の事実関係のところで、知事のほうから御説明いただけますでしょうか。

 

○溝口知事

 わかりました。

 ジオパークの全国大会がありまして、関心のある自治体とか、あるいは日本ジオパークに認定をされている自治体とか、あるいは専門家の方が数百人の規模で来られたわけですね。講演があって、それから交流会がありまして、交流会は隠岐の体育館だったと思うんですけども、数百人の交流会でして、それが7時過ぎからありまして、講演会は3時から5時ぐらいまでですね。それで、全体の交流会が7時から9時過ぎまでありまして、その後、隠岐島の4町村長さんが来ておられて、引き続き懇談、交流をしたいと、こういうことで、交流会が終わる間際にそういうお誘いがありましてね、ああ、そうですかということでありましたが、終わり間際に誘われたので、どういう人が参加するかも知りませんでしたが、行きましたら、この交流会に出ておられた離島の方、そして離島出身の町長さんとか、それから日本のジオパークのネットワークの会長さんですね、糸魚川市長さんですけども、おられたと。私はどういう人がおられるかは存じませんで行きまして、そういう方がおられましたから話はいたしましたけれども、9時半ぐらいから1時間ぐらいいまして、私はホテルのそばでしたから、すぐ帰ったと、こういうことであります。そのときに大島の町長さんもおられたのは承知しております。

 

○山陰中央新報

 直接お話もされてたんですか。

 

○溝口知事

 ええ、隣にもおられましたからね。隠岐は日本ジオパークに認定されておられるというような話がありましたね。

 

○山陰中央新報

 週刊誌によると、女性もいるような会場だったということなんですけれども。

 

○溝口知事

 そんなことではなくて、糸魚川の市長さんなどから糸魚川の状況を聞いたり、そういうやりとりでしたね。

 

○山陰中央新報

 その直接話しされる中で、災害、台風が迫っている状況であるというようなことは、お互いに、あちらがどうか、こちらがどうかということなんですけど、どのように受けとめて、現状としては把握しておられたんでしょうか。

 

○溝口知事

 それは皆さん承知をしていることでしたね。今晩どうなるか、隠岐でも雨が降っていましたからね。それから翌日は、こういうような場合には隠岐航路は停止になるとかね、そういう可能性が高いというような話はしておられましたね。皆さんもそこはよく承知をしておられるんだろうと。私も翌日、飛行機自体が飛ぶかどうかというのがありましたからね、そういうことを考えておりましたが、離島の方々は離島の方々でいろんな交流があるようでして、そういうことで隠岐島町長さんが音頭をとられて関係の方をお呼びになったということです。

 

○山陰中央新報

 結果としてではありますけども、これだけ大きな被害が出て、それで、先ほどの避難勧告の判断にもどのように影響したのかはわかりませんけども、結果としてそういう災害、それから結果を招いたということで、その場で、先ほどどういうメンバーが集まるかは御存じないということでしたけれども、結果としてその場でいらっしゃった、それからそういうふうなかかわり、今後あればというところについての御自身の判断、行動としては適切であったというふうにお考えでしょうか。

 

○溝口知事

 それぞれね、地元といいますか、連絡はとっておられますけども、交流会が終わった後の会合ですからね、当然そのほかにまた連絡をとられたりしておられると思いますし、そういうことで行われたということです。いずれにしても長くはいませんで、1時間ぐらいでしたが、そういうことです。

 

○山陰中央新報

 知事御自身の行動としては適切であったというふうにお考えでしょうか。

 

○溝口知事

 適切か、それはそういう場面で交流をするというのは、ほかのことと両立できれば構いませんね。それぞれがやはり連絡をとりながらやっているということだと思います。

 

○山陰中央新報

 それぞれの判断で適切に判断されていたということですかね。

 

○溝口知事

 だから、ほかの人のことは私は存じませんけれどもね。

 

○山陰中央新報

 知事御自身の行動についてということで。

 

○溝口知事

 私は、それは地元から、そういう町長さん方から要請もありましたからね、それはその範囲でおつき合いしたと、こういうことです。

 

 


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