知事定例記者会見(10月9日)
「メロン新品種 『ゴールデンパール』 」
○溝口知事
それでは、会見を始めます。
最初は、こちらに出てます島根県が開発を進めてきましたメロンのオリジナル品種、ゴールデンパールの紹介です。
出荷は10月の中旬ですから、もうすぐです。ゴールデンパールというのは、表面が黄色と、中は白い果肉のようですけどもね、あそこに試食用のものが置いてありますから、後で試食をされるといいと思うんですけども、そういうことで、パール種というメロンがありまして、その系統の一つだそうです。県内の一つのメロン産地であります大田市の温泉津町で栽培が行われておって、ことしの秋には関西方面に500玉、500個ということですね、出荷する予定だそうです。県の基幹でありますアムスメロンに次ぐ品種として育っていくことを期待をしておるということであります。
このチラシがお配りしてあると思いますけどね、こんなふうに、非常に上品な色ですね、ここら辺を見ても、見るからに甘くておいしそうな感じがいたしますね。上品な味じゃないかというイメージです。
「にほんばし島根館開館10周年記念事業」
それから、2番目のコメントは、にほんばし島根館でありますが、にほんばし島根館は、首都圏における県産品、あるいは観光などの情報発信拠点として開館をしまして、ことしの11月に10周年を迎えるということであります。10月から3カ月間、いろんなキャンペーンを開催をします。この10年間、にほんばし島根館は売り上げでいいますと平成24年度が2億6,800万円、観光相談が9,700件、U・Iターンの相談が約400件ということで、島根の首都圏における認知度を高める拠点として成果を上げてきておるということです。
先般、日経リサーチアワード地域ブランド賞というのが発表されたわけですけども、にほんばし島根館はアンテナショップの項目で全国7位という好順位であったということであります。記念キャンペーンはお配りしている資料にもありますけども、例えばこっちの紙ですと、玉造温泉へのペア宿泊券を3組の方に差し上げるとか、あるいは島根のふるさとカタログギフト1万円相当が10名とか、いろんなものがあるわけです。島根の旬のものをお届けするということで、それぞれ期限を切ったフェアを行うと、地酒のフェア、あるいは新米のフェア、あるいはシジミ、アナゴの野焼き等々、いろんなフェアを行うということであります。
「古代出雲歴史博物館企画展 『山陰の黎明 -縄文のムラと暮らし-』 」
3番目の紹介は、こちらに出ておりますが、古代出雲歴史博物館におきまして10月4日から12月1日まで57日間、「山陰の黎明 縄文のムラと暮らし」というテーマで開催をします。
山陰地方では、最近の20年間に縄文時代の遺跡が数多く発掘されるようになりました。西日本の縄文時代を研究する上で注目も高まっておるということです。縄文時代は気候の温暖化が進みまして、このため海が拡大をして縄文海進、海が進むと言っているようですけれども、それによりまして宍道湖ができるとか中海が誕生するとか、そういう時代であります。また、このころは三瓶山がたびたび噴火を繰り返しておったということもわかっておるようであります。企画展では、縄文遺跡から出土した資料をもとに、山陰地方に生きた人々がどのような生活を送り、どのような社会を築き上げていたのかを紹介をすると。そして、山陰の資料だけでなく、青森県、熊本県にかけての日本各地の資料も展示をすると。
縄文というと、非常に古い時代で、遠い世界だと思うわけですけれども、縄文人がここにあります土器でありますとか、もう既にかなりの高度の技術を有しておったと、文化もそれに合ったものを有しておったということがわかるわけでありまして、非常におもしろい展示会ではないかと思います。
私からの冒頭のコメントは以上です。
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