知事定例記者会見（１０月９日） 

質問事項

５．県独自の少人数学級編成について

 

○山陰中央新報

　済みません、先日、文教厚生委員会のほうで小学校３年生からの３５人学級を２０１４年から導入を目指して検討すると教育長が発言されたんですけれども、この必要性について、予算時期も来年度からということになるとこれからですけれども、知事としてはどういうお考え、受けとめをされておられますでしょうか。

 

○溝口知事

　その問題は、教育委員会が前から検討しておりますし、私も様子を聞いたりしております。議会、あるいは保護者の方、それから県民の方、いろんな考えがありますから、議会の考えもよく聞いて、この問題をどうするか、よくこれから検討していきたいというふうに思います。

 

○山陰中央新報

　それはもう前向きに。

 

○溝口知事

　基本的にあれでしょうね、県民の方々、あるいは保護者の方々、あるいは学校の先生、要望の強いところであるということはよく認識しています。しかし、具体的にどうするかは、これからいろんな要素を勘案しながら検討していくということです。

 

○山陰中央新報

　現状の体制の課題というところの認識というのは、知事はどういうふうに。

 

○溝口知事

　そういう支援を必要とされる子どもさんたちが増え気味であるという実態がありますね。そういう中で、先生の数が足らないとか、やはりある程度少人数でないと効果的な授業ができないとか、そういう声はたくさんあるわけですからね、そういうものをベースに、教育委員会もどうするかという検討を進めてきておるわけです。それで議会もそういう検討をされたということですし、県としてこれから来年度の予算の編成なんかをやっていきますけども、そういう過程で各界の意見などもよく聞いて、議会の意見もよく聞いて対応していくと、検討していくということです。

 

○山陰中央新報

　結構人件費も伴うと思うんですけれども、お考えとして、例えば中学３年生まで一気に３５人学級にするのか、その辺はどういうふうなことが望ましいと。

 

○溝口知事

　だから、そういう点を含め、どうするか、具体的な問題をこれから検討していくと、こういうことです。