知事定例記者会見（８月２３日）

「７月２８日からの大雨被害と対応について」

 

○溝口知事

　それでは、定例会見を始めます。

　私からは１点、コメントを申し上げます。

　前回も申し上げましたけれども、７月２８日以降、県西部を中心に大雨が続き、被害が各地で発生をしております。改めまして、この大雨により被害を受けられた県民の皆様に対しまして、心からお見舞いを申し上げる次第であります。

　この災害によりまして、行方不明者１名が発生をしておりますが、現在も捜索が続けられているところであります。また、津和野町におきましては家屋の損壊などで家に帰られない方もいらっしゃるわけでございます。ただ、避難所からは公営住宅に移られておると、こういう状況でございます。

　そうした中で、現地では応急の復旧など、懸命な努力が続けられておるわけでございます。西部におかれては、１５日に激甚災害の指定を行われたところであります。公共土木施設の応急復旧工事や災害査定に向けた査定設計書の作成等につきましては、当初予算で措置している災害予算で対応いたしております。それから土のうの設置、崩土の撤去、観光面でのいろんな対策などにつきましても、当初予算でできるもの、対応しているところであります。

　そして、被災者の支援のためのいろんな融資制度などもありますけども、事業者支援も同じでございますけれども、そういう制度の利活用についてＰＲ、周知を図っておるということでございます。

　今後、災害の復旧などで必要となる予算につきましては、災害の査定等も踏まえながら、９月の補正予算で対応していくと、こういう考えで今、努力をしておるところでございます。引き続き地元の皆さんとともに早期の復旧、復興に全力を尽くしていきたいというふうに考えておるところであります。

　私からのコメントは以上であります。