知事定例記者会見（６月７日） 

質問事項

７．出生率島根県２位

○中国新聞

　済みません、先日発表された全国の出生率で、全国平均１．４１という数字の中で、島根県が大きく上回って全国２位だという数字が出たかと思うんですけども、このことに対する知事の率直な受けとめと、あと、そういうよい数字が出たという要因がどういったところにあるのかと。知事のお考えで結構なんですけれども、この点をお聞かせください。

○溝口知事

　詳しい分析はまだ見てませんけども、合計特殊出生率が傾向として近年下がっておりましたけども、島根に限らず日本全体で少し上がっているんじゃないかと思いますね。その中で、一つは結婚年齢が高くなるということがあったりしますけども、３０代の方々が出産をされるという比率が大きくなっているといったようなことが現象的には言われておりますね。島根にもそういうことが起こっておりますし、それから若い世代の方も、子供を産んで育てていきたいということに関心のおありになる方もふえてきているんではないかと。また、そういうことに対していろんな方が結婚、あるいは新婚の若い世代を支援をする、そういうものが、いろんな情報が以前よりもふえておりますね。そういうことにも影響されているんじゃないかなというふうに思いますし、さらに島根県の各地では、県もそうですけども、市町村などで、「はっぴぃこーでぃねーたー」とか、そういう出会いの場をつくって結婚の機運が高まるようにするとか、いろんなことをやっていますね。そういうことの影響もあるだろうと思います。

　今、出雲大社の大遷宮の行事が行われていますけども、やはり縁結びということで、都市の若い女性の方々が来られるということが非常にふえておりますけども、そういうことも世の中の一つの流れの変化じゃないかというふうに思います。そういうもろもろが影響しておるのかなというふうに思います。