知事定例記者会見（４月４日） 

質問事項

４．竹島問題について 

 

 

○山陰中央テレビ

　竹島についてお伺いしたいんですけれども、４月１１日、去年の４月１１日で、１年前なんですけれども、東京で竹島の集会が、竹島問題を考える集会がありまして、溝口知事も大きな前進だというコメントを、領土問題の啓発に向けては大きな前進になったと、国会議員の方もたくさん出席されてというのがありまして、あの時に、現場では島根県の関係者の皆さん、また超党派でつくる議連の、主催者の国会議員の皆さんも、来年もぜひと、こうしたイベントは恒例化していけるようにしたいという、この機運がとてもあった１年前だったんですが、ことしは残念ながら今のところその見通しが立っておりませんが、ことしもやりたかったという思いは知事もお持ちですよね。

 

○溝口知事

　そこはやはり国会の中の議連があるわけですから、そこでよく話をされてお決めいただくのがいいと思っています。

 

○山陰中央テレビ

　とはいえ、溝口知事の方から議連の山谷会長なりに何か、今年もどうですかというわけではないですが、お話をされたりはしなかったですか。

 

○溝口知事

　もう御承知だと思いますから。

 

○山陰中央テレビ

　その辺の、知事としては、なぜ今年、去年は山谷会長も、これ来年も必ず開きたいという趣旨の御発言をされている中で、今年開くことができなかったとも言えると思うんですが、その背景は何だと......。山谷会長、去年は来年も開きたいというような趣旨のお話をされている中で、ことしなぜ開けていないんだろうという......。

 

○溝口知事

　別に４月に開くということが決まってるわけじゃないんですよ。

 

○山陰中央テレビ

　もちろんそうなんですけど、ただ、今のところことしの開催のめどが立ってはおりませんが......。

 

○溝口知事

　それはいろんな配慮されることがおありになるからでしょう。

 

○山陰中央テレビ

　そのいろんな配慮されることというのは、知事としては何だと感じておられますか。

 

○溝口知事

　それは要するに全体的に考えてということじゃないですか。私が言わなくても、それは国会の中でやはり、議連の中でおやりになる方がいいと思います、私が言うよりも。

 

○山陰中央テレビ

　知事としては、その配慮というのは、ある程度理解できるようなものですか。

 

○溝口知事

　国会は全般的にどういうふうに、外交問題なり、あらゆることを考えながらしなきゃいかんわけでしょう。そういう問題じゃないですか。