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知事定例記者会見(4月4日) 

質問事項

3.自死対策総合計画について 

 

 

○山陰中央新報

 それと、済みません、この間、県の自死対策総合計画の名称とか公文書とかを極力「自死」という言葉に統一するということで県の方が決定されたということがありましたけれども、決定に至っては、知事の方の最終的な判断もあったかと思うんですが、この「自死」という言葉を使うということについて、知事としてはどういうふうな見解をお持ちでしょうか。

 

○溝口知事

 その問題を含めましてね、協議会に御検討いただいて広く県民の方々がどういうふうにお考えになっているか、そういうものはよく把握をされてやっていただくということが大事ですから、協議会でもそういうことを、パブリックコメントなどもやられたり、それから協議会には委員長を除いて32名の各機関の代表の方々が出ておられますね。医師会でありますとか、あるいは民間の活動をされておる方だとか、いろんな方が出られて議論を重ねられました。最終段階で、時間もおありにならなかったので両論が出たままで協議会の会合自身は終わりましたけれども、やはり丁寧に、意見を協議会の会合の場で言っておられない方もおられますから、そういう方々の意見もよくお聞きして、どうするかということをお決めになるということでありましたから、その結果が出てまいりましてね、その結果によって発表したような形になったということで、協議会の方々がいろんな意見を聞き、意見の違いがあるけども、最終的には32人の協議会の委員の方々の多数決と申しますか、そういうような形で大体方向が定まりましたので、県としてそれを、それで結構ですということで県として決めたということであります。

 

○山陰中央新報

 これは多数決で決めたということ......。

 

○溝口知事

 多数というか、数が多いから、それで委員長自身も、委員長は32名の中に入っておられませんでしたけど、委員長自身も、じゃあ、そういう方向でいきましょうということでありましたからね、私の方もそういうプロセスを尊重して決めたと、こういうことです。

 

○山陰中央新報

 自死の遺族の方からすると、これまで「自殺」という言葉を使われることで、なかなか口に出せない言葉であったり、中での対策として声に出せないような現状もあったかと思うんですけども、この「自死」という言葉を県として使っていくことによって、どういったことが期待できるのか、知事としてはどういうふうにお考えですか。

 

○溝口知事

 やはり自死という件数がね、島根県は多い方でもありますし、やはりそういうことが起きないように、いろんな対応をしていかなきゃいかんわけですね。県民の方々に県としての計画をお示しをして、各界にもいろんな理解を得ながら自死が減るように努力をしていきたいというふうに思います。

それと、多数決というのは、別に協議会の方が多数決で決めたというんじゃなくて、全員聞かれて、最終的にそういう判断になったということで、決めたというのはちょっと、間違いの言い方でしょうから、訂正しておきます。

 


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