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知事定例記者会見(4月4日) 

質問事項

1.鳥インフルエンザについて  

 

 

○中国新聞

 済みません、鳥インフルエンザについてお伺いします。

 中国国内で人からの感染が確認された鳥インフルエンザH7N9型が、感染拡大が非常に懸念されているわけですけれども、県もこの後、15時半から危機管理連絡会議を開かれることになって、そのねらいと今後の県の対応についてお伺いいたします。

 

○溝口知事

 本日、午後3時半から関係課の会議を開催いたします。中国で発生しました鳥インフルエンザの感染でありますけれども、人から人への感染のところまでは、まだ確認がされていないということでありますが、WHOのフェーズ4という段階では、人から人への感染が確認されたときに、そういう宣言がなされる。そのときには厚労大臣からも発生の公表があったりして、そういうときには島根県の危機管理対策本部を設置をする。現段階では、まだそこまで至っておりませんので、島根県危機管理連絡会議というのを開催していくということになりますが、きょうのところでは関係課の間で情報を共有するということが一つ。それから発生に備えてマニュアルができておりますけれども、そのマニュアルを確認をして、発生した場合にはこういう対応でいこうというような事前の準備、打ち合わせをするということであります。

 それから、既に行っている対応としては、薬事衛生課の方で医療機関へ疑わしい患者さんなどがある場合には情報提供をお願いするということを伝えております。

 それから、今回のインフルエンザの情報は、島根県のホームページで既に出しておりまして、県のホームページの最初のところに、「鳥インフルエンザに関する情報、中国における鳥インフルエンザ患者の発生について」という表題で、注意すべき点などが書いてあるわけですが、基本的に人間のインフルエンザでも同じですけども、手洗いをするというようなことが大事ですよというようなことがあったり、あるいは死んだ鳥などがいたようなときに、そういうものに直接触れたり、あるいは路上等でそういう鳥の死骸なんかを見つけたときに、そういうところに近づかないように、そういうようなメッセージを島根県のホームページで掲載をしているということです。

 

○中国新聞

 新年度始まりまして、防災部としても初めての危機管理連絡会議になると思います。防災部に、その危機管理対応をどういうふうに進めてもらいたいというふうに指示を......。

 

○溝口知事

 今申し上げたようなことですね。広報でありますとか、そういう点は防災部の方でやっていきますけども、あるいは関係部局間の連携とかについて、マニュアル等をよく見直しまして、万が一の場合に直ちに迅速に対応できるように準備をしてもらいたい。

 

○山陰中央新報

 済みません、例えば中国で起こってるものとして、例えば修学旅行であるとか海外への渡航に関する規制とか、そういったことを呼びかけたりというような具体的なことというのは、今のところはないですか。

 

○溝口知事

 今は考えていませんが、それぞれお考えだろうと思いますね、今までの経過においても、過去においても。

 そこは、それぞれやっぱりいろんな御関心、父兄の方だとかね、学校当局だとかおありでしょうから、現段階で格別、状況はよく注視をしていきたいと思います。

 


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