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3月20日知事コメント

「サヒメル企画展『救え!消えゆく生き物たち改訂しまねレッドデータブック山野の生き物編』」

 

○溝口知事

 それでは、会見を始めます。
最初に、私から県の企画展について2点、紹介をいたします。
一つは、こちら、右側でありますけれども、県立の三瓶自然館サヒメルで春の企画展として行います。島根県では動物あるいは植物などにつきましてレッドデータブックというのをつくっておるわけですけれども、植物編が昨年の3月に改訂ができまして、それから動物編がことしの3月に改訂が成るんです。それを機に、島根の中の希少な動物、植物、生き物がどういう状況にあるのかという展覧会を開こうということなんです。
第1番目は、三瓶の自然館サヒメルで開かれますのは、山野に生きる生き物たちの状況をパネルでありますとか、あるいは実物の標本でありますとか写真を通じて県民の方々に見ていただこうということであります。
ここにもいろんなのが出ていますけれども、これはウスイロヒョウモンモドキというチョウですね。
それから、クロゲンセイ、アカショウビンですね、これがアカショウビン。こちらがオキナグサといったようなものでありますけれども、3月21日から5月25日まで、春のいいシーズンに開かれますので、山登り、散策を兼ねてお行きになるといい場所ではないかと思います。
それから、水辺に生きる生き物たちにつきましては、ゴビウスとその周辺にあります宍道湖グリーンパークの企画展として、4月16日から6月16日の間、開催をするということであります。多くの皆さんに家族連れなどで、ぜひごらんいただければ楽しいんではないかというふうに思います。

 

 

「古代出雲歴史博物館特別展
『滋賀県立琵琶湖文化館が守り伝える美近江巡礼祈りの至宝展』」

 

○溝口知事

もう一つの企画展は、「近江巡礼祈りの至宝展」ということで、滋賀県の県立の琵琶湖文化館で所蔵されている仏教でありますとか、あるいは神道と申しますか、そちらの文化財を紹介をすると。ちょうどこの滋賀県立琵琶湖文化館がいろいろな事情から休館しているようでありまして、全国の博物館や美術館に貸し出しを計画されて、これまでに太宰府、ソウル、東京、静岡、仙台をめぐって、この島根に来ると。島根で最後だそうです。
島根県は、御承知のように鰐淵寺とか、あるいは安来の清水寺とか、天台宗ゆかりの古刹がたくさんあるわけですけれども、琵琶湖の近江には天台仏教の霊峰比叡山がありまして、そこに大きな仏教文化がずっと古くからあるわけですね。そういうものを御紹介するということでもありますし、戦国の大名、尼子氏あるいは松江藩主の京極氏のルーツが近江であるといった関連もありますけれども、いずれも古い、島根も近江も古い文化、歴史をよく保持しておる、そういう地域であるということであります。
このチラシに出ておりますけれども、国宝が2点、そして重要文化財が28件、含めまして展示件数が66件で、点数にすると100点に上るということで、相当大きな展覧会じゃないかというふうに思います。
私からの説明は以上です。

 


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