質問事項

２．国のエネルギー基本計画について 

 

○山陰中央新報

　済みません、条例の話ですけれども、国のエネルギー基本計画が今度閣議決定されるわけですけれども、知事としてはそれを受けて、県の計画も見直しされるというふうなことをおっしゃっていますが、今の出ている国のエネルギー基本計画に、どういうふうに再生可能エネルギーというところを具体的に県として、県計画として持っていくのかという。

 

○溝口知事

　それは、政府の計画もまだ閣議決定までは至っていませんしね。従来から政府の基本計画に基づいて県の計画もつくったり、つくり直したりしていますが、そのときには県内の専門家でありますとか事業者でありますとか、いろんな方の意見を聞いて作成していますから、そういう手続を踏みながら行っていくという考えです。

 

○山陰中央新報

　今の国のエネルギー基本計画の中で、県がつくるに当たって、まだじゃあ足りない部分というのはありますか。

 

○溝口知事

　まだそこまで考えていません。それはこれからですね、よく読みましてね、ほかの方の意見を聞きながら検討していきます。

 

○時事通信

　済みません、関連して、重要なベースロード電源という位置づけには、知事としての所感はどういったものが。

 

○溝口知事　

　まだ所感を、今、一言で言えるような話じゃありませんね。

 

○時事通信

　二言でも構わないんですけれども。その重要な......。

 

○溝口知事

　その部分だけを捉えて言うというのは難しいですよ。

 

○時事通信

　知事としては歓迎されるのか、それとも、また別の意見があるとか......。

 

○溝口知事

　そういうことを含めてですね、それはこういうのは一言で右か左かというような話じゃありませんから、よく関連する事項を比較検討したりね、よく検討したり、あるいは県民の意見をよく聞きながら考えていかなきゃいけませんね。

 

○時事通信

　知事としては、何の御感想もないということなんですか。

 

○溝口知事

　いやいや。

 

○時事通信

　県民の意見を聞いていかないといけないと。

 

○溝口知事

　いや、それは一定の、それは私も考えはいろんなものを読みながらありますけれども、まだそこを十分整理できている状況じゃないですね。

 　だから、個人的な意見と、それから知事として計画を県民のためにまとめていくという作業とは、それはちょっと別な話ですね。