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知事定例記者会見(2月17日)

「県立美術館企画展 『水辺のアルカディア ピュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界』 」

 

○溝口知事

 それでは、定例の会見を始めます。

 最初に、私から2点、コメントを申し上げます。

 1点目は、ここに出ておりますけれども、県立の美術館が開館15周年になります。それを記念して、「水辺のアルカディア」展を開催します。

 アルカディアというと、田園の理想郷というようなことでありますが、「神々の国しまね」というキャンペーンをいろいろやってきまして、今回はピュヴィス・ド・シャヴァンヌという人をとりあげます。この人は神々の世界を描いているわけですけれども、その作品を世界から借りてきます。

 このチラシの表のほうは『諸芸術とミューズたちの集う聖なる森』ということでありますが、水辺のそばに女神が、ミューズたちが集っておると、こういう絵であります。

 これは神話の世界であると同時に、水辺を絵の中に描いています。県立美術館も宍道湖のほとりにあるので、水がテーマとなる絵画を集めていまして、シャヴァンヌの絵も2点収蔵していることから、15周年を記念し、、神々の世界を描くシャヴァンヌに焦点をあて企画を開くことになったということであります。

 3月20日木曜から6月16日まで開催します。これは既に東京渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで1月2日から3月9日まで開催中です。アイデアは県立美術館のほうから出されて、こことも協力しながら作品を集めてきたと、こういうことであります。

 シャヴァンヌは、壁画家なんですけれども、壁画を描く前に構想図を油絵で描いたりしまして、そういうものがいろんなコレクターによって収集をされています。アメリカにもかなりありますし、日本にも、県立美術館に2点ありまして、一つはパリの守護神である聖ジュヌヴィエーヴの幼少期を描いた作品、これも水辺の絵画であります。もう一つ、『休息』という作品も収蔵しています。そういう御縁で各地から借りてきたということで、この方は19世紀に活躍されたフランスの壁画家でありますけれども、ゴーギャンだとかピカソだとか、その後の人たちに影響を与えたと言われております。そして、日本の近代絵画にも影響を与えた人でありまして、有名な黒田清輝がパリ滞在中にこのシャヴァンヌに会って自分の構想した絵などについてコメントを求めたりしたということもあります。皆さんにお配りしているチラシの裏のほうには、藤島武二ですね、これは右下の黄色い小さい絵ですけども、『天平の面影』という作品で古代世界を描いています。西洋絵画は神々の世界とか神話の世界、あるいは宗教の世界も描いておりますけれども、日本の近代美術を学んだ人たちもそういうものの影響を受けて、日本の神々の世界などを描くようになったと言われております。

 日本では、このシャヴァンヌの展覧会というのは初めてでありまして、シャヴァンヌの作品は壁画が多いですから、展覧会を実現するのは難しいと言われております。

 それから、関連のイベントとしましては、アメリカのエメ・ブラウン・プライス氏、これは美術史家であり、この展覧会の監修者でありますけれども、3月21日に記念講演会をされると。

 それから、4月20日には高階秀爾氏ですね、この方は著名な美術評論家でありますけれども、また大原美術館の館長でもありますけれども、講演をされるということであります。

 それから、3月23日は開館15周年を記念しまして、終日無料で観覧ができるということであります。

 

「隠岐汽船高速船『レインボージェット』就航」

 

 それから、2番目は隠岐航路でレインボージェットが就航いたします。昨日、2月の16日に竣工式が西郷港で開催をされ、3月の1日に就航するということであります。3月の1日は別府港、これは母港になりますが、出発式を開催をするということであります。西郷港、菱浦港で歓迎セレモニーなどがあると。

 このレインボージェットは、レインボー2と比べまして、より高い波、3メートル程度の高い波でも運航が可能になって、就航率が向上するだろうというふうに見込まれております。また、点検とか修理なんかもしなきゃいかんわけですけれども、レインボー2は3カ月ぐらいかかったようですが、今度のレインボージェットは1カ月ぐらいに短縮をされるということで、就航期間が拡大をすると、こういうことであります。隠岐ジオパークが世界認定されるのを契機としまして、今後の隠岐地域の観光振興、産業振興に大きく寄与するものとして期待をしておるということであります。

 私のコメントは以上です。

 


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