• 背景色 
  • 文字サイズ 

質問事項

6.韓国慶尚北道との交流関係 

 

○山陰中央新報

 今、政府間レベルで話し合いをすることが必要だということがあったですけども、島根県の場合も慶尚北道との交流が中断してかなりたちますけども、政府レベルとは別に、地方のレベル、県レベルでは今後、今の現状と、今後どういうふうに進めていくのかというお考えを改めてお願いします。

 

○溝口知事

 慶尚北道の人とは私も一度、奈良で、東アジアの意見交換の場が奈良県主催であったときに、韓国の慶尚北道の次席ぐらいの方ですかね、来られて、立ち話でありましたけれども話をしたりしたことがあります。

 それから、前にもお話ししたと思いますが、民間の方で韓国に行かれて、慶州と関係のある方との接触もあるので、そういう場で我々としては交流もやっていきたいというようなことを伝えてもらったりしましたけれども、なかなか政府、向こうの地方政府でも対応するということは難しいというような、これはインフォーマルなことでありますからそれ以上のことは申し上げませんけれども、そういう感じはありますね。

 それから、もう一つ、我々は韓国の方々につきましては、政府間の接触は難しいにしても、文化交流とか民間の交流とかは、これは一生懸命やっていきましょうということでやっておりますね。例えば釜山で開かれる日本語弁論大会なんかも、県も若干の支援をしていたんじゃないかと思いますけども。そういうことがありますし、あるいは高校生が韓国を訪問されるといったようなことも、我々のほうもどんどん行ってくださいということをしていますし、あるいは県と鳥取県が一緒になって、これは数年前ですけれども、ラムサール条約の5周年でしたかね、会合をしたときに、韓国からも参加をされたりしておりましたね。領土問題とは別にね、交流は民間でどんどんやっていただきたいし、我々行政のほうも、先方が可能であるとおっしゃるのであればどんどんやっていきたいと、こういう立場ですね。

 

○山陰中央新報

 知事の思いをメッセージにしてもらうと、慶尚北道向けに、どういうことになりますか。

 

○溝口知事

 まだそこはね、非公式な会合の、さっき申し上げたような中で、先方は必ずしも行政がやることについては非常に慎重ですね。

 

○山陰中央新報

 奈良の先ほどの会合というのは、いつぐらいの話ですか。

 

○溝口知事

 東アジアの国々の行政の方々が来て、幾つかの分野に分かれて意見交換をするという会ですね。奈良のほうは平城京1300年を契機に、奈良の大仏殿だとか、奈良の文化が大陸からいろいろ来ているということで、そちらの交流をしようということで、私らも誘われましたからね、それに入っていったと、こういうことです。

 

○山陰中央新報

 今年度ですか。

 

○溝口知事

 いや、それはもう大分前です。3年ぐらい前ですよ。

 

 

 


お問い合わせ先

広聴広報課

島根県政策企画局広聴広報課
〒690-8501
島根県松江市殿町1番地   
【電話】0852-22-5771
【FAX】0852-22-6025
【Eメール】kouhou@pref.shimane.lg.jp